Under The Same Sky

アシュタンガヨガを練習しています

感じ方について

「週1で1年ほどヨガクラスに通っているのに、体が柔らかくなりません。」

なんて話を、以前ヨガスタジオでクラスをしていた時に聞いたことがありました。

一方で、数日ヨガの練習をしないと体が硬く感じる、と話す人もいます。例えば「数日お休みしたから練習してないから体が硬いです。」とか、そんな感じ。彼らはヨガクラスに通って半年も経っていません。ただし、週に継続して(毎日でなくても)ヨガの練習をしています。

ヨガの練習といっても練習の回数や量などは人それぞれ、それと同時に練習を通して自分の身体の変化に対する感じ方も、本当に人それぞれ。みんな同じという訳ではありません。もちろん私も、です。

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ヨガスートラ1-22

mṛdumadhyādhimātratvāttato’pi viśeṣaḥ

ヨガ実践者の熱心さは「ゆっくり」「ほどほど」「速く」と、その目的(サマーディ)に到達するまでのスピードは違いがある。そして、それに応じて成就までに至るまでにも差異がある。

*直訳でなく、解釈です。 

ヨガは誰にでもできるもの。ただし、練習に対して「軽く」「ほどほど」「熱心に」取り組むかで、練習の理解や深さにも違いが出てきます。そして、ヨガの目的に達成するまでにも進む速さが変わってきます。

練習の取り組む姿勢によって、その理解や到達するスピードに違いが出てくるのは当たり前。

「どうして出来ないんだろう」「こんな風に体が感じる」って、大体自分の中に答えがあります。

そんな答えを見つけるのに、ヨガって最適なツールだと最近になって改めて感じます。