アシュタンガヨガとの出会い方は10人いれば10通りの出会い方があると思う。
健康のため、美容のため、ストレス解消のため、何となく体に良さそう。もしくは、カッコいいポーズを決めてみたい。。
などなど、アシュタンガヨガに限らずだけど、「ヨガ」を始めてみる前って自分の体のポジティブな変化を期待して始める場合が多いよね。
最近パソコンに溜まった写真の整理をしていたら、自分がヨガを始めた頃の写真が出てきて懐かしい〜と思いながら、当時のことを思い出していました。
私がヨガを始めたのは2012年、ハノイではごくごく普通の会社員でした。ヨガを始めたのきっかけは健康維持のため。そして一人でもできそうだったから。最初は週末1日だけクラスに通っていたけど、当時の先生の口車にまんまとハマって仕事終わりに夜のクラスに参加するようになっていきました。
今練習しているのはアシュタンガヨガですが、このスタイルで練習するようになるまでは、ハノイにあるスタジオの色んな先生のヨガクラスを受けていました。
ヨガを始めてまず気付かされたのは自分の体の硬さでした。先生や他の生徒さんのようになかなか体が動いてくれない。自分がイメージしてた自分の体（もっと動くんじゃない？）と、実際に動いてみた時の体（え、ここまでだっけか）のギャップを感じたこと。
一体どうしたら体が柔らかくなったり、ポーズが上達するんだろう。。。
そんなことを考えて続けていたら、あっという間に月日が経ってしまった。
先日、古い友人と久しぶりに話をしたんだけど、その時に友人から、
「10年近くヨガやってるし体ぐにゃぐにゃなんじゃない？」
って聞かれたんだけど、実際に10年（正確には9年）ヨガを続けたからといって体がぐにゃぐにゃに柔らかくなる訳ではないし、そうではなかった。私はといえば、10年経ったけどあの憧れのポーズは意外とまだ遠いんだなあ。。って感じてる。もちろん、ある程度の柔軟性や体幹の強さは高まったし、練習するときの集中力も昔と比べたらグッと増えた気がします。（ただ波はある。）でもこれはフィジカルな部分。
それよりももっとメンタルの部分の方が大きい。そして生活するってことに関しても。大なり小なり、ヨガの練習をするから気付けたこと。さらにこの10年弱は大変なことも沢山あったけど、ヨガ続けててやっぱりよかったよなあ、と思う。エクササイズやストレッチだけでは多分得られないと思うんだ。ヨガはやっぱりヨガ。
そうそう、まだまだパン焼いてます。これはスペルト小麦のサワードゥブレッド。スペルト小麦は小麦の原種の一種で、一般的な小麦よりも糖質やグルテンが少なくてミネラルが豊富だそうです。ハノイでも売っているのを見つけて作ってみました。お手本通りに作ってみたけどあまり膨らまなかったな。。。でも味は美味しい。また次回チャレンジしてみます。
ブログでもお話ししてますが、今年に入ってからコーヒー（カフェイン）断ちをしていてコーヒーは飲んでいませんでした。ただ、ハノイでも最近は Decafe（カフェインレス）が販売されているんです。しかも近所で Decafeのコーヒーを見つけて久しぶりに飲んでみました！久しぶりに飲むコーヒーは舌にくる。。。飲んだ瞬間舌に全感覚が集中して興味深かったです。でもコーヒーの香りでちょっとリラックス。普通のコーヒーよりお値段するので嗜好品と思って飲んでます。
そうそう、ヨガね。もう10年とは言うけど、まだ10年ですよ。
細く長〜く続けていきたい。本当にそう思います。
