Under The Same Sky

アシュタンガヨガを練習しています

5年前は初めてのマイソールでした

遡ること5年前、アシュタンガヨガの修行のため初めてマイソールへ訪れたのが、2016年3月でした。マイソールとは、南インドにある都市の名前で、アシュタンガヨガ発祥の地、聖地でもあります。私はヨガをハノイで初めました。今のようにアシュタンガヨガの「マイソールスタイル」を自身の練習とするまでは、ハノイで他のスタイルのヨガの練習をしてました。アシュタンガヨガについては、時間を作ってはベトナム国外で色々な先生のクラスやWSなどに参加しながら深めていました。そしてある時、ある先生から「アシュタンガを練習したいならマイソールに行ったほうがいい。」と言われて、マイソールを意識し始めたのが2015年だったと思う。

ちなみに、これを言った先生はこの事を全く覚えていなかったっていう。。。笑

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マイソールに行って練習してみたい。言葉にすれば簡単なようだけど、行きたい時にいつでも行って練習できる訳ではなかった。シャラート先生も1年中シャラで教えている訳ではない。(当時は10月〜3月までだったかな?)シャラート先生と練習するためには、正式指導者の資格を持つ先生と最低2ヶ月間練習する必要があり、そして最大の難関がレジストレーションだった。

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レジストレーションとは、マイソールのシャラでの練習を希望する者に対して、オンラインで参加申し込みをすること。これが中々通らないんである。インド時間で0時(ベトナム時間午前1時半、日本だったら午前3時半)にオンライン申し込みが始まるのですが、この時間に全世界から申し込みが殺到するので、数分でクローズしてしまうという状況でした。(最近は改善されています。)

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2015年10月〜2016年3月までシャラがオープンするとのこと、1月、2月のレジストを試したものの通らず。。(正直心が折れそうになる)最終月の3月にやっとレジストが通ったのでした。レジストがやっと通った時は本当に嬉しかった!ですよ。とにかく、ベトナムで、近所で停電にならないことを願いながらのレジストでした。

f:id:wasami:20160307044519j:plainマイソールにあるKPJAYI(K Pattabhi Jois Ashtanga Yoga Institute)での練習では、とにかく全てが新鮮でした。(2019~はSharat Yoga Centerへ移転)老若男女、国籍、初心者から有名な先生までさまざま。いろんな人が練習に来ていました。練習だけでなく、新しい土地での生活に慣れる必要もあるので、あっという間に時間が過ぎていきました。

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シャラート師(ここからシャラジと呼びます)のカンファレンス風景。シャラジの話を聞くためにシャラ内は練習生で一杯。家族や子連れで練習に来る方も多くて、なんとも逞しさを感じました。練習には厳しいけど子供には優しいシャラジ。

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チャンティングや座学の時間もあります(座学は希望者のみ)。このホワイトボード、懐かしいです。。。この時初めてのマイソールだったので、時間がある時は割と外に出て写真をよく撮ってました(スマホだけど!)。

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それにしても3月のマイソールは本当に暑かった。ベッドで寝るより床の上で寝た方が涼しかったような。。笑。ちなみに時期的には1月2月頃が過ごしやすくて人気がある時期です。ちなみに↑の写真は座学担当ラクシュミーシャ先生のチャンティングクラス。先生が暗唱する文章を生徒が追って暗唱します。

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マイソールでは日本人はもちろん、ベトナム人にも会いました!Huongはドイツに住んでいて生まれたばかりの赤ちゃんと来てました。本当に逞しいんですよ、強くて疲れ知らず(この時にオーソライズされてました!)。私はマイソールでベトナム語を話せるのが何故か嬉しかったですね。ちなみに、今年に入ってから彼女とはラクシュミーシャ先生のオンラインクラスで顔を合わせています。

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とまあ、この2016年のマイソールでの練習以降、次のマイソールにも行けるように頑張ろうと思うようになります。それがベトナムで生活している私のモチベーションにもなってました。私のアシュタンガ道はまだまだ始まったばかりで、この先もゆっくり、長い。コロナ以降、いつインドへ行けるかまだまだ分からないけど、またいつかの日のために練習は続けていきます。