12月に入ってから、ハノイの街中もあちこちでクリスマス用の飾り付けを目にするようになりました。街中も何だか少しだけ浮き足立っている感じがします。
私がベトナムに来た頃はクリスマスもニューイヤー(新暦の年末年始より旧正月の方がメイン)も静かなものだったのに、ここ数年でクリスマスやハロウィンなどなど大分浸透してきたように感じます。最近は1月1日も祝日になってるけど、20年前はごくごく普通の日で何事もなく日常が過ぎていった日々が懐かしい。。
ハノイ大教会の前を通りかかったら、立派なツリーが飾られていました。ハノイ大教会(聖ジョセフ大聖堂)はフランス統治時代が始まった頃に建設された歴史的建造物です。いつ通りかかっても壁が煤けてる。。毎年クリスマス近くになるとこうやってツリーが飾られます。
キリストの降誕のモチーフも設置されていました。手前の羊がなんとなくシュール。
この土地には元々仏教寺院があったようですが、フランス統治が始まった1882年に建設が始まり、1886年に竣工しました。その後1990年に現在のネオゴシック様式に改装されたそうです。
ベトナムは仏教が盛んなイメージがありますが、キリスト教やその他の新興宗教など宗教の信仰は自由です。クリスチャンは北部だと海沿いの村なんか多いかな。村に一つ教会が建っていて村人ほぼ全員がクリスチャンっていう場所に行ったことがあります。他には少数民族が住む場所とか。
この教会の裏には学校が建っていて、学校が終わって子供たちが元気よく遊んでいました。皆んな元気にバトミントン。ベトナム人、バトミントン好きだよね。。。
でもこんな風に外で元気に遊べるなんて、コロナがまだまだ猛威を奮ってる所から比べれば幸だよね。
どの国も地域も、早くコロナが落ち着くといいなあ。