Under The Same Sky

ベトナム、ハノイという街でアシュタンガヨーガを練習している人のブログ

ビンコムメガモールという所へ行きました(2)

ビンコムメガモールへ行った時(3月)の話の続きです。 

underthesamesky.hatenablog.com

ゴッホ展を見た後、そのまま地下にあるショッピングモールにちょっと足を運んでブラブラしたのですが何だかまるで駅地下の地下街みたいです。

ショップやカフェが入っていてショッピングを楽しむ人たちで賑わっていました。日曜日だったせいかこの建物に住んでると思われるベトナム人家族や、韓国人の家族の姿もよく見かけました。ベトナムは日本人も住んでますが、実は韓国人の方が多いです。ちょっとネットで調べてみたら、ベトナムに長期滞在している日本人の数が約1万7千人に対して、韓国人は13万人を超えているようでした。(2017年現在)

これは近隣アジアも同じことが言えると思いますが、はっきり言って今はソ◯ーよりサム◯ン。むか〜しは大きく目立っていた日系企業の看板も、すっかり韓国企業へと取って代わった印象を受けます。

ローカルのスーパーやコンビニでは気軽にキムチも買えるし、韓流ドラマも人気が高く、企業もショップも韓国が目立つ〜といった感じです。

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建物の中をとりあえず一周してボーッと遠くを見ながら休んでいると、何と花モン族の女性たちがいるではありませんか!

「おお、こんな所に少数民族の子達がいる。遊びに来たのかな?」と思って見ていると、先頭にいる子供を脇に抱えた女性が、エスカレーターで下に降りようとしている所でした。彼女たちにとってエスカレーターが初めてなのか、後ろにいる三人はおっかなびっくりで足を前に出せない様子。先頭にいる女性は果敢にもエスカレーターに乗って下の階へ降りて行きました。すご〜い、彼女勇気ある。

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結局三人の女性は下に降りるのを諦めて行ってしまいます。一人でエスカレーターに乗れた女の子はまた上の階へ上がって彼女たちを追いかけます。(この時私は慌てて動画を撮ったので、縦どりになってしまいした。。。)


花モン族@ロイヤルシティ、ハノイ

ここで「花モン族?」って思った人もいるかもしれないのでちょっと説明。実は、ベトナムは54の民族を持つ多民族国家です。54の民族はそれぞれ独自の文化や言語を持って生活をしています。私たちが通常イメージするベトナム人は「キン族」と呼ばれていて一番多い民族(全体の86%以上)になります。

花モン族は中国国境に近い山岳部に住んでいることが多くて、民族衣装も細かい刺繍を施して華やか。。。?

参考写真⬇️2003年頃のものをお借りしました。(私の知ってる彼女たち)

https://blogs.yahoo.co.jp/kaichan_me_gusta_viajar/8215356.html

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でもビンコムの中の彼女たちの衣装をよ〜く見ると、スカートはプリント柄?上着も少しシンプルで全体的に軽装な印象を受けます。(遠目なのであくまでも全体的にね。)彼女たちは通常山岳部で生活をしていますが、たまにハノイでも見かけることがあります。自分たちの身の回りの物や作った物を市内(特に旧市街)のお土産物屋さんへ卸に来るのです。でももう少しガッツリと刺繍を施した衣装を着てたんだけど。。。

⬇︎ここはハノイ、でも100歩譲ってもこれは軽装だと思う。

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この時、数年前ある人から「ナオミさん、知ってます?最近はモン族が着てるスカートがペラペラなんです〜!!」って話をしていたのを思い出しました。北部に住む少数民族が着る衣装は生地もしっかりしていて刺繍が本当に綺麗、でした。私も十数年前に少数民族の元へは訪れたことがあり、その際この衣装を着て農作業したり仕事をする彼らの、ベトナム人とはまた違った生活スタイルに本当に驚かされたのを思い出します。
時代の変化かなあ。。

北部の少数民族は観光客に人気が高く、たくさんの外国人やベトナム人が訪れる場所です。年々観光客も増え、彼らの生活スタイルも少しずつ変わったんだろうと思わざる得ませんでした。

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もう一つ、エスカレーターの前で往生するモン族の女性を見ていて思い出したことがありました。2000年に入ってハノイに「チャンティエンプラザ」という百貨店(ここは確か何度か改装している)が出来た時、取り付けられたエスカレーターになかなか乗れなかったベトナムの人達の姿を思い出しました。それまでエスカレーターって彼らの身近になかったので、初めて目にする"動く階段"に慌てていた姿が今回彼女たちと重なりました。

それにしても、いつ頃から彼女たちの衣装がこの軽いテイストなったのか物凄く気になります。仕事や生活する上では軽装の方が当然楽でしょう。まあ、彼女たちからすれば、私がこんな風に思うのも余計なお世話かもしれません。

でもまたいつか山の方へ行けたらな〜、と思ってます。