Under The Same Sky

アシュタンガヨガを練習しています

サパへ行きました(2)

シンチャオ!さてさて、サパへ行きましたの続きです。 

前回はいきなり最終日のお話でしたが、今回はサパへ到着して(Ta Van)ターバンという所へ行来ました。で、実は初日の話はちょっと端折ってます。それにまあ、話というか、写真が多いので風景を楽しんでもらえたら嬉しいです。

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ハノイからサパへ到着後、宿泊先に頼んでいたタクシーでターバンと言う所まで行きました。朝7時にハノイを出てサパへ着いたのは昼過ぎ。その後タクシーで目的地へ行ったので、ホテルに着いたのは午後1時半頃。ターバンまでは、道路が舗装されている所があったりなかったり、雨で道が悪い所もあるけど、さすが地元の運ちゃんは運転が慣れている。タクシーの運ちゃんによると、今移動してる道をコロナで感染した旅行者(欧米人)が歩いてたみたいで、この辺りの村一帯が隔離になったって話してました。

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ターバンのホテルに着いた日の午後は所用がありホテルで過ごしてました。それにしても、こんな場所にもネットがちゃんと届く。ホテルではローカルの男の子二人が出迎えてくれました。そしてもう一人、マネージャーらしき人が一名。(ハノイの人のように感じた。)ちなみに部屋はこんな感じ⬇️。庭には蝶々が飛んだり、セミがギンギンに鳴いてたり、緑も濃くてとにかく自然が一杯。

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それにしても山岳部はハノイに比べると大分涼しいし空気も綺麗。冬は霜が降りたりして寒いので、現地に住む人にとってはなかなか厳しい土地だと思うけど。一面に広がる棚田とトウモロコシ畑を見てると豊かだなあ、って感じてしまいますね。

ああ、そして初日の夜も更けて早くも2日目。。。もう2日目。

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2日目の午前中は近場を散歩しました。ホテルの若いのにどこへ行ったらいいのか尋ねると、スマホのグーグルマップに歩くポイントをマーキングしてくれました。内心、「地図とかないんだ。。。」と思いましたがスマホ頼りで向かいます。歩いてると早速ローカル(少数民族)の女の子たちが寄ってきました。

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彼女たちは私に色々と話しかけながら、手首に巻くリボンや小さなバックを売るためについてきます。”どこから来たの”、”兄弟は何人いるの”、”なんて名前なの”なんてベトナム語で質問責めに合いながら散歩は続きます。ちなみに上の写真は小学校です。

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学校の周りはちょっとした繁華街という感じで、小さな市場があったり雑貨屋さんがあったり。途中お土産物屋さんやレストランなんかもありましたが、観光客が少ないせいかほとんど閉まってました。ただ、地元で生活している人たちは変わらずといった感じです。

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赤ザオ族さんたちかな?小さな子供を連れて野菜を売っていました。昔、写真を撮ろうとすると「お金をよこせ」って言われた事があるので、面と向かって写真を撮る事はできませんでした。彼らは自分たち(少数民族)が勝手に商売にされるのを分かってるんだという感覚が過ぎります。(まあ、遠目に撮ってるけどね。)

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ハノイより涼しいとは言え、歩くと日差しも強くて汗びっしょり。でもこうやって黙々と歩けて何だか気持ちがいいです。(ハノイだとちょっと歩き難いんだよね。)テクテク歩いて行くと犬に遭遇。

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子犬が水浴びしてます。サパの犬はのんびりしてる。散歩の途中、所々で犬を見かけましたが、サパの犬ってインドにいる犬みたい!だと思いました。

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カモ?も水浴びしてます。カルガモ親子ってニュースで見たことあるけど、鴨って本当に親子で行動するんですね。親鴨が小鴨をちゃんと見てるんですよ!田んぼで歩いてる鴨さんたちも、子供たちが後をついて来てるかちゃんと振り返って見守ってるの。

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ああ、いつの間にかこんな所まで歩いて来ました。途中、ついに観光客が来た!と言わんばかりに、少数民族の女性たちが流暢な英語で話しかけて来ます。ちなみにここを歩いてる外国人は私一人だけ。。。後に続く人がいなくて申し訳ない。

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この辺りでスマホをチェックすると、どうやらホテルの若いのがポイントしてくれた場所ではない所に来てしまった事に気がつきます。まあ、また道を戻ればいいし、とりあえず行ける所まで行ってみる事にしました。

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田舎の若者ってこんな道でもバイク飛ばすんだけど、犬は動じず。この感じがインドの犬を思い出させます。(都会の犬じゃないんだよなあ。)

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現地の女性がスタスタと山を駆け上がる。しかもサンダルで。足腰が強いなあ。

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ああ、こういうのなんか懐かしいなあ。。。なんて思うのは、私が学生をしていた頃「thực tập(実習)」という科目がありました。毎年ベトナム(主に北部)の農村部へ学生が1ヶ月半くらい滞在して、スケッチしながら村の生活に親しむものでした。2度ほど少数民族が暮らす(Thai族とモン族)地域にホームステイしたのはやっぱり印象が強いです。

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いや〜、それにしても途中に小さなホテル(民宿)がポツポツあって、たくさんの観光客で賑わってたんだろうなあって歩きながら思いました。

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藍染の布が干してあります。今は少数民族の人たちもちょっと軽装傾向のようで、Tシャツ着てたり、スカートやパンツの丈が短かったり。。。ちょっと前のモン族の衣装、特にスカートは刺繍が施されていて立派な物でした。上の写真のように、華やかなスカートを干している題材の絵なんかもありました。f:id:wasami:20200724164721j:image

当時スカートに厚みがあるから一瞬分からなかったけど、花モン族の女性が突然目の前で立◯小便した事があって(さっさと立ち去った)今のスカートじゃちょっと無理かなって思いました。まあ、時代は変わります。。。

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この藍染の布を干している家の前で佇んでたら、この家の女の子からお花を貰いました。(でもその後小物を持って来て、記念に買ったらもっと買ってって。。笑)この村の中で歩いでる私は異邦人。

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水牛が勝手に草(トウモロコシの葉っぱ?)を食べ始めて追い払おうとする男性。

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子犬が画面奥の方にいます。ああ、カメラがあったらな。iphone7で頑張る私。

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あっちへ行っちゃった。


The terraced paddy field in North Vietnam/ベトナム北部・棚田の風景

午前中は2時間くらい歩いてホテルへ戻りました。すごーく汗かいたけど気持ちがいい。歩くのはやっぱりいい。ちょっとだけ動画も撮ったのでブログに載せておきます。

それでは今回はこの辺で!