Under The Same Sky

アシュタンガヨガを練習しています

サパへ行きました(1)

今月に入ってサパと言う所へ行ってきました。サパはベトナムの北部の山岳地帯に位置していて、中国との国境に近いラオカイ省に位置する小さな町で、ハノイからや約300キロ離れています。実は今回、初めて「Sapa Express」と言うバスを利用して行ってきました。ハノイから片道5時間、朝7時に出発してサパに到着したのはお昼過ぎでした。

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私の目的地はサパから10キロほど離れた所にあるTa Vanと言う村で、サパに到着後タクシーで宿まで向かいました。でも実はこの写真、最終日のもの。Ta Vanからサパの中心地に戻ってからバスでハノイへ戻る時の数時間に散歩をした時の写真です。初日じゃないって言う。。笑。2泊3日の最終日から遡ってます。

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昔は列車(寝台でハノイを夜出発して早朝着。そこからバスやバイタク利用)や車でも移動に片道に9時間はゆうに掛かったサパ。 2014年に高速道路が開通してから、こんなに行きやすくなったんですねえ。サパは花モン族やザオ族など、少数民族が住んでいて外国人観光客から人気のある場所です。特に欧米人観光客からの人気が高くて、少数民族の人たちはベトナム語よりも英語が美味いと評判になるほど。
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数時間だけ歩いただけだけど、コロナの影響で街は閑散としていました。レストランやお土産屋さんも閉まったままの所が多いです。それにしても、”街”ですね。私もサパの街は移動で少し立ち寄った事しかないけど、道路も整備されて建物も増えていて驚きました。
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サパ市場。さ〜っと通り抜けただけ。少数民族の布とか小物を買いに来る人が多いのかな?私は山奥で採取したと思われる薬草やお茶なんかが気になりました。まあ、何も買わなかったけど。この場所も普段なら観光客で賑わうんだろうなあ。
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少数民族の人たちが野菜を売っています。街はこんなに変わったけど、彼らはどうなんだろう。彼らもコロナ禍の時は外出を自粛してたんだろうなあ。少数民族の人たちはそれぞれ異なった文化や暮らしがあり、言語があります。コロナの隔離措置の時はどうしてたんだろうって考えました。
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街中で見かけた少数民族の子供たち。お店の中を覗いたりウロウロしたり。。街の背景と何だかミスマッチ。一瞬、マニラのコンビニの前にいるストリートチルドレンと被ってしまった。
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ベトナムは今発展してるんですよね。」って話題に上がる事があるけど、ベトナムの発展がこれなのか、とも思った。少数民族の人たちも同じベトナムに住んでますからね。この連なる建物を見た時、内心「ハ◯イの人が食い散らかしてる」って印象でした。

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今は国外からの観光客は居ませんが、ベトナム国内からの観光客は結構見かけました。特に団体ツアーが多いような気がします。自家用車でサパに遊びに来ている人もいました。ピカピカの車がたくさん停車してます。サパにはインドシナの屋根と呼ばれる「ファンシーパン山」があるのでそこへ行く人も多いみたいですね。
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知人からよく、サパは変わったと聞いていたんだけど、こんな感じなんだなと実感。都市化されて観光化されて、これからもどんどん街並みが変わっていくのかも知れない。でもこの近郊で暮らす人たちはどうなっていくのかな。なんて、私の勝手な思いが残ってしまい、最終日の数時間をまずブログにアップしました。

追伸:バスの途中いろは坂のようにクネクネした場所があり、ちょっと辛かったです。