旧暦の新年(2月5日)が明けて数日が過ぎました。Chúc mừng năm mới !!! 明けましておめでとうございます。ベトナムはまだまだ少しだけお休みムードが漂っています。気温もだいぶ上がってあの寒さが嘘のようです。。。
今回の旧正月は、1週間ほどカンボジアのプノンペンへ行ってきました。カンボジアはベトナムのお隣の国ですが、ハノイからプノンペンは直行便がないので、ハノイ→ホーチミン→プノンペン という経路を利用しました。ちなみに、ハノイ⇄ホーチミン(約2時間)、ホーチミン⇄プノンペン(約1時間)です。
ちなみにラオスのビエンチャンの時もそうだったんですが、周りの人からは休みなのにわざわざ都会(首都)へ行くんですねって言われたり。。。(ラオスにはルアンパパーンと言う観光地があり、カンボジアにはシェリムアップ=アンコールワットがあります。)ベトナム人からみても、観光だったらルアンパパーンかアンコールワットの方がいいだろう、なぜプノンペンへ?と思うみたい。
プノンペン には、「アシュタンガヨガの自主練をグループでしているよ〜」と知人から以前聞いていて興味を持っていました。そして連絡をしてみたら、そこで練習しているのは昨年の6月と7月にマイソールで練習が一緒だったインドネシア人のDwiさんだったという偶然!!マイソールにはたくさんの人が練習に来るので当時は気づいてなかった。というわけで、この旧正月を利用して彼女たちの練習に混ぜてもらうためにプノンペンへ行ったという訳です。
プノンペンへは 2008年と2012年に少しだけ行ったことがありました。久しぶりのプノンペンは中国本土の土地開発が進んでいるようで、中国の方も多くて本当に驚きました。特に春節をプノンペンで過ごすために訪れた人も多かったようでした。私、まさかプノンペンで旧正月的なものに触れるとは思っていませんでした。どうやらカンボジアには、クメール正月(4月)とインターナショナル・ニューイヤー(1月1日)、そして中国暦の旧正月と3回お正月を祝うと初めて今回知りました。ただ、こんなに中華圏が近いとは思ってもいませんでした。
以前ハノイに住んでいたプノンペン在住の日本人の友達、今回ご縁でお会いした方たちと話した時に、この国はその内丸ごと中国に国が買われるんじゃないか。。皆さん口を揃えて心配していました。いや、数日しかいなった私も他人事ながらなんだか気を揉んでしまったな。。。遠くに見える箱物の建物の多くは中国マネーによる開発ブームで建設が進んでいる高層マンション。中華料理屋や中国人向けのお土産物屋もたくさんありました。プノンペンにあるイオンモールへ行ったら、中国の人たちが買い物に来ていてとても賑わってました。
朝の練習は、たまたまフランス人の先生がマイソールクラスをするというので一緒に参加させてもらいました。欧米人も多いプノンペン 、クラスに来たのは殆どが外国人でした。プノンペンの気温は30度近くあり、ものすごく久しぶりに練習で汗をかきました。乾季のせいか、汗をかいてもカラッとしていてすぐ乾くので気持ちがいい。(ハノイの建物は空調設備があまり整っていないので、部屋の中が寒い〜。ちなみに部屋の中でダウンを来ている状態でした。)
でもこうやって朝一緒に練習したり、マイソールの話をしたり、たわいもない事だけど、こういう時間を過ごせるのは楽しい〜。普通にありそうで、意外にこういう感じに過ごすことってハノイだとほぼない。。それにマイソールスタイルで練習する人、したい人、知っている人など、プノンペンでもそんなに多くないようで、話していて共感できる部分が多かった。
プノンペンで朝練をしているというNataraji Yoga Studio。Krama Yoga CambodiaというNGO団体が管理しています。実はここ、2012年に来たことがありました。ちょうどベトナムが祝日(メーデー等)でした。私がヨガを始めたばかりの時、ハノイで通い始めたスタジオも祝日だとお休みになるので近場でヨガができる所を探して行ったのを覚えています。
中々パッパッと簡単に行ける場所ではないけど、自分と同じように練習している人たちがいるんだ〜と思うと、私も頑張ろう〜!モチベーションが上がります。それにハノイに住んでいた懐かしい人たちにも会えて楽しい時間でした。プノンペンでお会いした方々、本当にありがとうございました。