Under The Same Sky

Always be a student 

北から南へ(1)

先週は約1年ぶりに、数日ですがホーチミンに行ってきました。

理由はDylan Bernstein先生のマイソールクラスとワークショップに参加するため。ホーチミンで長年アシュタンガヨガの練習をしているベトナム人のTrangさんから連絡があって、このワークショップを教えてもらったのがきっかけです。会ったことはない先生ですが、私はこの日を今か今かと待ち望んでおりました。

ホーチミンハノイと違って冬の寒さがなく万年常夏。空も高い高い。言葉も南部の方言を使うので、全く違う場所に来た感覚です。(ちなみにハノイに戻った私は寒くて部屋でダウンを着てブログを書いてますよ。)

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今回開催されたスタジオはホーチミンの2区という場所。この場所、昔はサイゴン川によって分断されている土地柄、最も貧しい地区の一つだったようですが、現在は開発も進んでホーチミン市内でも有数の高級住宅街に変わったようです。ちなみに今は在住欧米人やベトナム人富裕層がたくさん住んでいるようで、ヴィラやマンション、お洒落なレストランやカフェ、そして色々な国のインターナショナルスクールが立ち並んでいました。

ホーチミンでは1区や3区には滞在したことはありますが、2区は今回が初めて。ホテルのようなものも少なく、とりあえず今回はローカルマンションに民泊しました。

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実はマイソールのクラス初日の前日、先生にアクシデントがあり、香港からの到着が遅れて初日のマイソールクラスがキャンセルに。「マジかよ、せっかくハノイから遥々来たのに・・・」と軽くカウンターパンチをくらうも、Trangさんから「3区で練習するから来る?」とのお誘いを受けて、運よくホーチミンで練習している皆さんと練習することに。しかもそこでマイソールクラスの指導をしているVu先生にも会えて、これはグッドアクシデント。初めての場所なので多少は緊張しつつも、数ヶ月ぶりに色んな人たちと練習できてこれはこれでよかった。

練習の後、3区といえども自分がどこに居るのかが分からず、グーグルマップ見ながらフラフラと歩いているとスタバが。他にコーヒーショップはあるものの、知らない土地に来ると人は安心感を求めるのか、ベトナムで初めてスタバに入ってしばし休憩。ハノイだったら入らないもんね。

ちなみにキャンセルになった月曜の朝のクラスは、金曜の朝に変更してクラスを行うということになり、希望者のみの参加に。私は金曜日の朝のフライトを変更して、午後のフライトでハノイに戻ることにしました。

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皆さんご存知セブンイレブンホーチミンハノイに比べると日本を感じる物が本当に多くて、とても驚かされます。他にもファミリーマートや日系のレストランもたくさん。そうだ、高島屋もできたんだっけ。こんなに色々と日本のものがあるのに、ハノイにはないんだよね。(なぜかサークルKはある)月一でホーチミンに出張している人から、毎月行くごとにガンガン変わるよ!とは聞いていたけど、それはきっと本当なんだろうと感じざる終えない。

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2区に戻った後、ちょっと散策してみよう!と思うも、想像以上に建物と建物の距離が広く離れていて、しかも暑くて歩いて移動できる状態ではなく、Grabのバイクタクシーで移動。フラフラと小道を入って行くとベトナムで有名な建築家、Vo Trong Nghia氏(らしき?未確認)の建物を発見。そしてふと目に入った日本語の文字。「日本村開発室」に目を奪われていると中からスタッフらしき人が声をかけてきた。「ニャチャンに日本人村を作る計画があるんです。」非常に流暢な日本語で説明してくれました。しかも「この近くに日本人屋台村もあります。」大通りに出て目についたのは、「丸亀製麺」の大きな建物。これのことなのだろうか。。。

兎にも角にも、久しぶりのホーチミンは想像以上に大きく様変わりしてたのでありました。