気が付けばもう4月も終わろうとしています。
オンラインで朝ヨガを始めたのが3月30日なので、何だかんだと1ヶ月続けてるのかと思うとちょっと感慨深いです。昔小学生の頃にラジオ体操を夏休みにしたのを思い出しますね。片手で数えるほどの少人数で、毎朝参加できる人ばかりではないけど、この朝ヨガ企画にお付き合いいただけて嬉しい限りです。
通常私はハノイで早朝ヨガ(アシュタンガヨガ)の練習をする「マイソールクラス」を開催していますが、今までハノイ在住で平日の朝から練習に来れる人は居ませんでした。(来てくれた方のほとんどベトナム国外でこの練習をした事がある人ばかりです。)
朝は仕事や家庭(家事や子育て)があったりして、正直なところ朝にヨガなんて行けないって人がほとんどです。もちろんこれはベトナムに限りませんが。。また、ベトナムは交通事情も日本とは違います。近所に住んでない場合、大体ハノイの街を移動する場合はタクシーやバイクタクシーを利用する必要があります。面倒ですよね。。(ローカルは別だけど。)
今マイソールクラスに来てくれている方も、朝の時間が取りやすい土曜日が多いです。来れない日はなるべく自宅で練習をしてもらうように話しますが、朝に練習するのはなかなか出来ないみたいでした。だから今回の自粛期間中に、朝の時間にヨガの練習をする経験をしてもらえて良かったと思っています。(外出自粛中は夜の飲み会もないしね 笑)
朝ヨガの時間を作るって、慣れるまでは割と大変だと思います。(もちろん私も大変でしたよ!今も!)
アシュタンガヨーガ(ヨガの八支則)には、”タパス ”という言葉があります。
タパス という言葉の語源は、「燃やす」「焼く」「輝かせる」「苦しむ」「熱で消耗する」という意味のタプという言葉である。したがって、タパス とは、人生の最終目的に到達するために、いかなる状況の下でも、燃えるように激しい努力をすることである。浄化、自己鍛練、禁欲にはそれが必要であり、あらゆる精神修養はタパス の実践であると見なすことができるかもしれない。
B.K.S.アイアンガー ハタヨガの真髄より
タパス はよく「苦行」「修行」何て訳されることもあるけど、こうやって早起きしよう!って決めてきちんと朝起きることもタパスの実践になりますよ。ベトナムは夜遊びする所や機会も多いから、通常モードに戻った時でもたまにはこの実践を思い出してくれたらいいな。
5月以降にマイソールクラスを再開する予定です。平日の朝練習に来れなくても、この1ヶ月の朝ヨガを忘れないで欲しい。もちろんヨガも朝ヨガも未経験な方、アシュタンガヨガに興味がある方も再開時には一度運んでもらえたら嬉しいです。
underthesamesky.hatenablog.com