そういえば先日久しぶりに湖沿いを通ったら、射撃訓練をしていました。
銃声は聞こえてこなかったし、周りには普通に住民がウロウロしていたのでまあ本物の銃を使っての訓練ではないのかもしれません。
とはいえ、この広場は夕方になると犬を連れて散歩している人や、カップル、家族で凧揚げをしに来る人たちも多く、非常にのどかな場所。ベトナムは街のいたるところには軍事施設もあるし、大学では入学すると男女共に軍事訓練もするし、銃を抱えた兵隊さんなんかも普通にすれ違ったりするので見慣れてはいるのですが、こんな風に射撃訓練も日常の一ページになるのね!とさすがに足を止めてしまいました。
遠くにいるベトナム人訓練生?射撃の精鋭達なのでしょうか。あそこから狙うんだな。。。(iPhoneだとズームでこれが限界です)
的はこんな感じ。いかにも悪そうな人物が描かれていて分かり易いですね。(しかもベトナムのプロパガンダアートっぽさが滲み出ている)
敵を見たら打て!って感じです。
ちょっと気になって調べて見たら「世界の最強軍事ランキング2016年版」TOP40カ国にベトナムは21位でランクインしていました。ちなみに日本が9位、アメリカが1位でした。
この的を見ただけでは最強っぽさは感じませんが、何かあれば飛び出して来るのかな、なんて思ってしまいました。不謹慎だけど。。。
私たちが日常よく使う「平和」という言葉。
へい-わ[平和]
1 やすらかにやわらぐこと。おだやかで変りのないこと。「―な心」「―な家庭」
2 戦争がなくて世が安穏であること。「世界の―」
ただその平和と感じている状態の裏側には、こうやって日々訓練して備えている人たちもいるっていう現実もしっかりと受け止めないといけないよね、きっと。(軍事力が良い悪いは別として)
人も心も一緒、いつも穏やかな心でいるのってどうかな?いつも安らいだ心の状態はどんな時?もちろん人それぞれだと思うけど、心の状態も乱れるからこそこの「平和」って言葉があるんだな思います。
なんてベトナムの一コマから無理やり引っ張ってしまいましたよ。笑