ケチャ(Kecak)とは、インドネシアのバリ島で行わる男声合唱、または呪術的な踊りに伴う舞踊劇(wikiより参照)だそうです。
たまたま宿泊していた場所の目の前にPura Puseh Ubudという寺院があり、宿泊先の大家さんの勧めもあって見に行って来ました。
上演が始まると、円陣を組んだ上半身裸の男性が一斉に歌い始めます。
もう本当にケチャケチャすごい。しかも同じリズム、音程ではなくて微妙にパートが分かれていて無数の音を作って合唱をしています。
インド古代抒情詩ラーマーヤナを歌劇にしたケチャ、上演中は様々なキャラクターが入れ代ってストーリーが展開されていきます。
iPhoneでの撮影に限界を感じながらシャッターを切る私。
表情の細かい動きや指先の動き、体全体で表現される仕草はしなやかで美しく、見ている者を本当に惹きつけます。
写真は撮影していないけど、最後は燃やしたヤシの実を男性がなんども踏みつけるパフォーマンスで終了。なんともダイナミック。。
それにしても暗闇の中、蝋燭の灯の中で見るケチャは幻想的で素晴らしかった。それと同時にまだ自分の知らない文化や世界があるんだわーとつくづく感じてしまった。