ハノイ市内にある湖「チュックバック湖」にてアマチュア撮影会(らしきもの)に遭遇。
5月もすでに後半、これからハノイは火炎樹が見頃となりますが、少しずつ咲き始めた火炎樹をバックにアオザイに身を包んだ女性の撮影会に足を止める私。
この白いアオザイ(私が知る限り、ベトナムの女学生が着用します。)って、ベトナム男性からすると普遍的なテーマなのかなって思う。絵画でもこの白いアオザイを着た少女を描いたものは多数あります。
有名なのは1943年にTô Ngọc Vânが描いたこちら「Thiếu nữ bên hoa huệ(少女と百合)」
最近はこういった撮影会をハノイではよく見かけるようになりました。この間はどう見ても日本の女子高生が着る制服を着た女性(ベトナム人)を撮影しているベトナム人を見かけたし。。。(その撮影した写真を何に使うのかがちょっと気になった。いや相当気になるし、もっと言えばその制服をどこから持って来たのかすごく気になった。)
一体どんな風に撮れているのか、私も気になります。。うふふ。
こちらは黄色いアオザイの女性。そしてカメラを愛するベトナム人の男性たち。
ベトナムの女学生が着用する「白いアオザイ」実はハノイで頻繁に見かけるのって難しい。(中部から南部の方が頻繁に見かけるのかなあ)だからこそ私もついつい足を止めて見入ってしまった。女性の私から見ても、真っ白いアオザイを身にまとうのはある一定の年齢が着用する「白いアオザイ賞味期限」があるからいいのだと思う。だって眩しいもの。(ちょっと親父入ってますね。)例えていうなら、三十路を超えた女性にセーラー服着てもらってもとっくに賞味期限超えてるだろ!っていう感覚に似ている。
それはさておき、赤い火炎樹も咲き始めてハノイも本格的な夏がやってくるんだなあ、とつい雨上がりの空を見上げてしまう今日この頃です。