先週末『Let's Do It Hanoi』というゴミ拾いイベントに参加しました。
ここ数日はずっと雨ばかりでこのイベントも開催できるのかな?って心配だったのですが、当日までには雨も上がって無事に開催されました。
実は最近ゴミ拾いのボランティアに参加しているんですが、ネットで検索すると色々な団体があって、このイベントも偶然見つけて参加しました。
楽しみにしていたので、雨でキャンセルにならなくてよかった!
イベント参加には事前登録が必要なんだけど、きちんと登録したのに会場へ行ったら自分の名前が記載されていなかった。。。なぜ??返信メールも届いていたのに。。。
どうやらこのイベントはハノイの学生が運営しているようで、参加者は大学生ばかり。しかも、大学やサークルなど団体で参加しているようで、私は知らずに参加してたみたい。主催者も送られてきた名前がベトナム人じゃないから名簿に載せなかったみたい。え〜!
このイベントに参加すると証明書が発行されるみたいで、私は参加は出来るけどこの証明証は発行されないと受付けで言われました。
事前登録したときにきちんと返信メール来たから気にしてなかった。しかも参加名簿に名前がないとは。。まあ、参加できてよかったけど。
それにしても、こんなに若い人たちと参加できるとは思わなかったな。私なんて下手したら彼ら彼女の親くらい?の年代だもの。
私なんて彼らの年代から見ると、人称代名詞がChị(自分が相手の姉の年代の場合。女性のみ。お姉さん、とかね。)じゃなくてCô(自分が相手のおばの年代の場合。若い女性から中年層まで、比較的広く使われる。おばさん、とか。。)ですもの。
ちなみに私から彼らに対しては、 Em(自分が相手の弟もしくは妹の年代の場合。男女共通。)じゃなくて Cháu(自分が相手の子供かそれ以下の年代の場合。男女共通。)だし。
こんな若者の中に日本人のおばさん一人混じってゴミ拾いに参加だよ〜。男女ともに顔にニキビなんか見つけちゃうと若さを感じるよね、本当に。
結構な人数が参加してます。
朝7時に参加者が集合してその後開会式が行われ、9時頃ようやくゴミ拾い開始。ベトナムなんで集合から開始が長い。。。まあ、こんなに人数がいるのでこんなもんか。。
ちなみにゴミ拾いはグループに別れて行われました。各グループにはチームリーダーがいて、それぞれのグループを先導します。
"Người Việt Nam Không Xả Rác"(ベトナム人はゴミ無し)って書いてあるユニフォームを着た若者たち。どうやら Hôi Yêu Rác(ゴミを愛する会)というコミュニティがあるようです。
我々のグループは大通りを渡って高架下に向かいます。それにしてもハノイも高層マンションや大きな道路が増えました。
場所に着いたら配布された軍手やゴミを拾うトングを使って二人1組でゴミを拾い始めます。前日まで雨が多かったのでちょっと足場が悪そうだけど、なんとか行けそう。
手前の黄色い上着の人はカメラマン。取材も来ていて、私も恥ずかしながらインタビュー受けました。(流されたかは不明 笑)
集められたゴミたち。まだまだこれから。
大体拾い終えたので、皆んなで場所を移動しました。ちなみに赤いTシャツの人がリーダーです。
道路側の隅も結構落ちてるんだけど、車通りが激しいので気をつけて拾わないといけません。ゴミ拾いをからかって車を寄せてくるヤカラもいて、本当に危ないです。
さて、この辺りなんですが道路の足場に注目。
Ma Tuý(麻薬)の現場です。注射針がたくさん落ちてました。。。
リーダーに、「これどうするの?」って聞いたら、とりあえず1箇所にまとめてここに置いておくみたいでした。麻薬は今に始まった訳ではなく、公園で見かけることも多々あります。
記念撮影をするゴミを愛する会のメンバー。
そろそろお昼近くになってきたせいか、お腹が空き始める若者が続出。そして歌声も。。こっちの学生って皆んなで声だして歌うの好きみたい。
もうすぐ昼だからがんばろうぜ〜!
私とペアになってゴミ拾いした若者。大学4年生ですって。友達同士やグループで参加してる人が多いけど、こんな風に一人参加の人もいました。
あ、ちなみに白っぽく写っているのは麻薬の塊だと思います。。。(多分)
やった〜、ゴミ拾い完了!これから会場まで戻ります。
ベトナム人は男女ともに手を繋いだり肩を組んで歩いたりします。皆んなパーソナルスペース近いよね。
ここは私が住んでいる場所からバイクで20〜30分の所なんですが、参加していた子達からは「遠い〜」って言われました。
高層マンションばっかり。都市開発が進んでますねえ。。
最後に閉会式が行われて、ゴミ拾いの優秀な学生たちには記念品が送られていました。
そして参加者全員にはバンブーストローが。 ストローにはBE SEXY, EAT PLANTSの文字が。。。
今回ゴミ拾いをしたグループの皆んなと記念撮影。
まさか学生さんに混じってゴミ拾いをするとは思いませんでしたが、一緒に参加できてよかっと思います。久しぶりに若いエネルギーに触れていい刺激になりました。
そして、この先も環境保護に興味を持つ若者がたくさん増えて行けばいいよね。
私も見習わなければなと思いました。