皆さんこんにちは。
今週は台風が来るのか??と覚悟を決めていたんですが、あめ、です、雨。今週に入ってから冷たい雨が毎日降り続いています。。
さて、先日ハノイのManziでギャラリーで開催されている ”Hanoi 1967-1975" という写真展へ行ってきました。1967年から1975年のベトナム・ハノイの様子を、ドイツ人写真家Thomas Billhardt氏が撮影したもので、ベトナム戦争時の市井の人々の様子を捉えた作品が展示されていました。
Manziはチュックバック湖の近くにある、Phan Huy Ích通りにあるカフェ兼ギャラリー。写真展に出かけたら、通り近くの Hàng Bún通りに新しく専用ギャラーが出来ていて、カフェとギャラリーの2箇所で開催されていました。
カフェの方は1階のカフェスペースに展示してありました。ただ、カフェの方の写真を撮るのを忘れてしまったよ。。。ブログに掲載している写真は、新しいギャラリーでの展示風景になります。
作品の展示数はモノクロとカラー合わせて 130点だそうです。正方形にトリミングされたものと長方形の作品が所狭しと展示されていました。
ベトナム戦争は、1964年8月にアメリカのジョンソン大統領が北ベトナムを爆撃した”トンキン湾事件”後、 1965年2月の北爆開始が一般的にベトナム戦争開始と言われています。
戦争写真は兵士が戦っているセンセーショナルな風景や、市井の人の悲しみを生々しく表現した写真が多いですが、戦時下でも、ただただ日々の営みを送る人々の表情や風景が数多く展示されていました。
ちなみにベトナム戦争が本格化した頃、1964年には東京オリンピックが開催されています。
今は車やバイクが当たり前だけど、この頃は自転車に乗っている人が多くてハノイも小さい街だった。そうそう、昔ハノイは1989年頃まで路面電車が走っていたんですよ。
実は私、1995年頃にベトナム旅行をしたことがあります。ハノイから列車でホーチミンへ行きました。初めてハノイに着いた時は正直、なんて暗い街なんだ!って印象でした。(その後またベトナムに来るなんて、思いもしなかったけど。。。)
お隣の壁を看板にするなんてさすがベトナム(褒めてます)。
この写真展は10月15日まで(今日だね!)。ギャラリーにに写真集があって欲しかったんだけど、その時はまだ販売の許可が下りてなくて購入できませんでしたが、数日前から購入できるようになったようです。写真展に行けなくても写真集で作品を見ることができるので、興味がある方は ManziまでGOです。
Manzi : 2 Ngõ Hàng Bún & 14 Phan Huy Ích