ここ最近、以前よりもヨガクラスにベトナム人の生徒さんが増えました。
特に夜のクラスはオールベトナム人って時もあって、いやー、実はこれって今までありそうでなかったこと(私にとっては、です)。日常会話はベトナム語の方が楽なのに、クラスとなるとなかなかベトナム語でヨガ用語が出てこない。。。基本的に英語でのクラスだけど、中にはベトナム語しか分からない人もいるので英越で頑張ってみるんですが、自分がヨガクラスを受けていた時の言語がベト語以外だった為(ほぼ英語だった)アウトプットする時にベトナム語が出てこないって感じでしょうか。
英語も決して得意ではなくて、ヨガクラスで必要に駆られてやっていて、来てくれる生徒さんたちに助けられながらここまで来た感じなんだよね。
いつも皆さんには本当に感謝しております。
さて、少し話を戻そう。
夜のクラスに来てくれる生徒さんの殆どは昼間に会社勤めをしている方。ベトナム人然り。私もヨガを始めた頃はそうだったし、クラスに来ている人は大体その事を知っている。
そして最近ベトナム人の生徒さんからは、
「ナオミも仕事してた時、ストレスとかあったの?最近すごくストレス溜まっちゃって。」
から始まり、
「仕事が忙しくてヨガに来れない時が辛い〜。」
「ヨガを始めて何か変わった事ある?」
なんて色々話をしてくれる。
ああ、私はヨガを始めた頃ってどうだったかな。
私の場合は割と単純で、健康維持に近い感じで始めたと思う。ハノイって交通手段に制限があって、歩道も少ないし歩く機会が減るので運動不足になりがち。
実は私、ヨガを始めたのって38歳頃。。。うん、正直自分で言うのもなんだけど、若くない。はっきり言って体も硬い方だった。でもなんというか、練習を重ねていく内に、分かっているようで実は気がついていない自分の体の事、癖みたいなものを気にするようになっていた。そしてなるべく時間を見つけてハノイにあるヨガスタジオに通い出したんだ。上手く体が動かない、なんか出来ない、って思うことに対して「どうしたらできるようになるんだろう?」って気持ちがいつもあった。
そしてクラスに行くのが楽しみの一つになっていた。(だから行けないとストレス、みたいな。笑)
さらにヨガを継続していくうちに、自分自身の感情の起伏みたいな、そんな事を気にするようになった。私含め、皆それぞれ生活する環境は違うけど、ちょっとした事で気持ちや感情が揺れてしまったりする事、誰もが同じように経験すると思う。
そしてなんとなく、体にも癖があるように、心にも癖があるんだなあって思うようなった。
急激に何かが変化した、とかそういう事ではなくて、ゆっくりと変化に気づく感じ。
若い時からヨガを知ってる人に会うと、すごく羨ましかった。
だから思った。私はヨガに出会ったのが遅いので、なるべく長生きをしてこの先もヨガを楽しみ、味わい尽くして行けたらと。。。