マイソールには世界中からアシュタンガヨガを求めてたくさんの人がやってくる。
ただし、同じ”アシュタンガヨガ”を求めてやってくる人たちの生活が、皆全て同じライフスタイルとは限らない。国も違えば職業も様々、年齢や性別なども含めて、それぞれ生活環境が違う中で皆アシュタンガヨガを実践している。
”アシュタンガヨガ”と言う言葉尻だけを取ると、その文字に現れた印象のみを想像するけど、その軸にはそれぞれの人生があり、LIFEがある。
そしてそれぞれの人生観に基づいてこのヨガが生活に絡み合ってくる。
皆んな同じなようで、同じではない。
このマイソールではそんな当たり前のことを気づかせてくれる。もしもその違いを比較しても、それぞれは間違いではなく、それぞれが正しいのかもしれない。
アシュタンガヨガは決して体を動かすだけのエクササイズではない。本当にスピリチュアルな、自分自身に色んな気づきを与えてくれるものだと私は思う。長い、長い時間をかけて。
何が正しくて、正しくないのか、これは間違いなのか、そうでないのか、もしかしたら他に答えがあるのか。。。日常生活の中で何かを判断しなければいけない場面はたくさんある。私が今正しいと感じていることも、もしかしたら数年後変わってしまうかもしれない。ただ今後もし生活環境が変わっていく中でも、変わらないものはアシュタンガヨガの実践かもしれないとも思っている。だって私の生活の一部には既にアシュタンガヨガが在るのだから。