Under The Same Sky

アシュタンガヨガを練習しています

ワークショップでした

先週末、アシュタンガヨガのワークショップを開催しました。この日は(も)気温36度まで上がって本当に暑い日でした。

参加者のほとんどの方がアシュタンガヨガ未経験者、そして国籍もベトナム、韓国、日本、欧米とさまざま。。。どうなるか?と思いましたが、事前に英・越・日のプリントを準備してなんとか完遂!?私の心の中は終始バタバタしておりましたが、皆さん快く話を聞いてくれて、本当にありがとうございます。2時間のワークショップでお伝えできることは多くありませんが、少しでもアシュタンガヨを感じて貰えたら嬉しいです。

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実は私は2018年までこのZenith Yogaでヨガを教えていました。このスタジオの空気でアシュタンガヨガのクラスをするのは、少し懐かしい感じがしました。

今回場所を提供してくれたZenith Yoga(ゼニスヨガ)がの皆さん、ご協力ありがとうございました。

ハノイでも、たくさんの人がアシュタンガヨに興味を持ってくれますように。

 

穏やかに過ごすこと

長くベトナムにいるにもかかわらず、なぜ穏やかに過ごせるのか。

最近知り合った方からこんなメッセージを頂きました。ハノイでお仕事されている方(女性)です。

彼女からはこんな風に見えたんでしょうね。。。

本人(ワタクシ)は、いやそんなこと全然ないんですけど。

正直なところ、ベトナムハノイ)で生活をしてきて傷付いたり凹む事の方が多かったですよ、特に若い頃は。他の人から見ると、「ハノイを選んで住んでいる。」と思う訳で(実際そうですけど)、上から目線で見られてるなあ、と感じる事が多々ありました。悩みだってたくさんありました。もちろん今でもあります!

ただ最近はベトナムが大好き!だから住みたい、って方も多いようなので、捉え方も色々と変わってきたのかな、とも思います。

一応加えておくと、私は別にベトナムが好き!だから来た訳ではなかったです。

ここでもう一度質問に戻ります。

ベトナムに長くいるにも関わらず、穏やかに生活をしている。。

これはうっかりすると「ベトナム」にいると穏やかに生活できない、とも読み取れます。もちろん海外で生活することは、日本とは環境が異なります。ベトナムの生活環境、そして言葉の問題など落ち着かない要素はたくさんあります。やはり新しい環境に慣れることは時間がかかりますし、言葉の問題もあります。それに、慣れてきてもトラブルに出くわす事も多々ありますし、結局「落ち着かない」のは日常茶飯事だったり。。

そしてこれはあくまでも落ち着かない要素が「ベトナム」だった場合。

ただ仕事や生活をしていると、問題の理由はベトナムなのか?と感じることも。

たまにベトナムの不満、悪口を話す方いらっしゃいますが、私はベトナムのせいだけではないだろうなあ、と感じる事があります。

多分、その人たちの本当(心の内の)の不満をベトナムに置き換えているのでは、と思うのです。(もちろんそればかりではないですが)

どうしたら穏やかに過ごせるのか。。

私には私の苛立ちや心のモヤモヤがあったりする訳ですが、そんな時は「この苛立ちは何なのか、どうしてモヤモヤするのか」を検証するようにしています。検証できてもそのモヤモヤがすぐに解決する訳ではありません。。ただ、自分が苛立ったりモヤモヤする癖のようなものは分かってくるので、それに対してなるべく避ける、逃げる、受け流すようになりました。というか、できるようになってきたのかな。

年のせいなのか。。

いや、やっぱりヨガと出会ったことも大きいのかもしれません。

自分の本当のモヤモヤって、自分が一番見たくなかったことだったりします。

 

どうしたら穏やかに過ごせるんでしょう。。

私も本当の答えは分かりません。ただ、自分が感じるモヤモヤをしっかり観察して見つめ直すと、少しだけ理由が見つかるのかもしれません。

 

嬉しい再会

オンラインクラスを続けて2年になります。

オンラインクラスは、ラオスに住む生徒さんたちメインで行っています。今週はラオスから一時帰国したベトナム人のThaoさんが対面クラスに参加してくれました!毎朝画面越しに顔を合わせているけど、やはり実際に会えるのは嬉しいです。

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長い間マリーチアーサナDができなくて、ずっと悪戦苦闘していた彼女。オンラインで朝定期的に練習するようになってから、届かなかった指先を掴めるようになりました!アシュタンガヨガのプライマリーシリーズで多くの人が躓くのがこのマリーチアーサナD。彼女が自分で手を掴めるようになった時、私もすごく嬉しかったです。

Marichyasana D(マリーチアーサナD)

オンラインクラスでは対面のような指導はできないけど、毎日コツコツと練習を続ける生徒さんの体の変化や成長のサポートができてよかったと思っています。

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ラオスから参加してくれているThaoさんは52歳。なんとお孫さんが二人います。練習の後にお茶をしたときは、アラフィフでお馴染みの更年期のお話なんかで盛り上がりました 笑。(何を隠そう私もアラフィフ。更年期に差し掛かってる者としては先輩の話を聞けるチャンスです!)

それにしても50代に入っても楽しくアシュタンガヨがの練習を続けているThaoさん、元気だし若々しいです。本当に短い滞在なのにクラスに来てくれてありがとう!

オンラインではまた会えるけど、またこんな風に直接会えることを願ってます。

ライチ狩りへ行きました

ハノイは毎日暑い日が続いています。(本当に暑い!)

さてさて、先日はホアンキエム湖の清掃活動をしている方が主催するライチ狩りへ参加しました。場所はバクザン省(Bắc Giang)という所です。バクザン省ベトナムの東北部に位置していて、ハノイから大型バスで2時間半ほどかかりました。私は人生で2度目のライチ狩りで久しぶりでした!

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9時にオペラハウスの前に集合。ツアー客を待つ大型バスや、ハノイ市内を回るシティーバスが停まっていて観光もすっかり再開してるんだなと実感します。この日は8時から清掃活動があり、ゴミ拾いをしてからライチ狩りに参加しました。いや、実は清掃活動スキップしてからにしようか悩んだけど頑張ってきましたよ。

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たわわに実るライチ!バクザン省のライチは日本へも輸出されているそうです。
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参加者の皆さん、どんどんライチをもぎ取っていきます。
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ライチ狩りに与えられた時間は30分。暑さと皆んながライチを取るスピードの速さに圧倒されます。

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暑くてヘロヘロですね。。ちなみにこの日も朝4時からヨガ練してます〜。
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ライチの木に登って高い場所や枝の内側にあるライチを取ってくれています。
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ライチ狩り終了。。。農家さんからライチの木を3本提供してもらっていますが、たくさんあったライチの実がほとんど無くなりました。。
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集合写真。皆さんご満悦です。
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ライチ狩りの後は、少し遅いお昼ご飯を食べてハノイへ帰りました。それにしても新鮮なライチは水水しくて本当に美味しいです。そうそう、ライチの木の近くに竜眼という果物がなり始めていました。竜眼がなるとライチの季節は終わりだそうです。

ライチも出始めたかな?と思ったら、もうそろそろ終わり?ライチはほんの数ヶ月しか出回らないので、この時期にしっかりとライチを味わおうと思います。

今回ライチ狩りを主宰して下さった皆さん、ありがとうございました。

6月に入りましたね

さあ、6月です。でも気が付いたらもう1週間も経ってる!

今年は雨が多くて先月は涼しい日が続いていましたが(道路が冠水するほど大雨の日もあった)、今月に入ると一気に気温が上がって暑くなりました。もう、太陽が本気出してきたって感じです。。。

5月半ばからベトナムへの入国も緩和されたせいか、人々の往来が増えてきたように感じます。(ベトナムは入国前の陰性証明の取得・持参の必要がなくなりました!入国後の隔離期間もありません)細々と開催しているマイソールクラスにも、旅行ついでにクラスへ立ち寄ってくれる方や問い合わせが来たりして、ベトナムに入国する人が増えているのを感じます。

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写真では見つけ難い?枝にトンボが止まっていました。

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以前より自由に行き来できるようになったのは嬉しいなあ、やっぱり。

そうそう、今の環境(ヨガクラスの場所)も変えていかないといけないなと色々考え中です。今は自宅スペースメインなので。。もしもタイホー地区付近で、午前中にヨガが出来るスペースなんてご存じの方いませんかね。。ヨガスタジオに限らず、カフェや会議室のような場所でもいいので、もしもこんな所あるよ!なんて方がいたらぜひ教えて下さい。どうぞよろしくお願いします。

ニャチャン街歩き、そして驚き

早いな、もう明日から6月!

4月に行ったニャチャンの話、5月中に終わらせないと。。。という訳で最終話。ニャチャン市内を観光した時のお話です。

半日ほど時間があったので、ニャチャン市内にある有名な観光スポットへ行ってきました。ニャチャンの街はそんなに大きくないので、バイクタクシーを使えばサクッと行けます。ただ、街歩きをした時に観光スポットよりも驚いたことがあって、その話も交えながら今回行ってきた観光スポットを紹介したいと思います。

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まず訪れたのがポーナガル塔(Tháp Bà Po Nagar)。9世紀初頭にチャンパ王国が建立したヒンドゥー教寺院であるポーナガル塔。ちなみに、ポーナガルはチャム族の女神の名前で、地球と木と米を創った創造神だそうです。

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敷地内はそんなに広くないけど、昔はこの土地に壮大な神殿があったんでしょうね。。なかなかロマンを感じます。

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不定期ですが、チャム民族による民族舞踊の披露があるようです。ベトナムは古くから仏教が浸透した国ですが、チャンパ王国のようにインド文化を取り入れたヒンドゥーイスラムなどの宗教や文化が残されていて面白いです。
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続いてやってきたのがニャチャン大聖堂(Nhà thờ Núi Nha Trang)。小高い丘の上に存在するので、下から見上げてしまいます。。ニャチャン大聖堂は、プリーストルイ・バレットによって19世紀初頭に建設されたゴシック様式の教会です。ニャチャンの朝(早朝)は、遠くから教会の鐘の音が聞こえて来るのが印象的でした。
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教会に行く途中の坂道、故人の名前と洗礼名が入った石碑がズラッと壁に並んでいました。ちょっと圧倒されます。
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教会の中は自由に入れました。立派。そしてステンドグラスが中々素敵で趣を感じました。。。

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さてさて、教会も見たし少し歩こうかなと思って道路に出ると、一人の若い外国人の男性がニコニコして発泡スチロールの箱を持って立っていました。とても愛想がいいので、宗教の勧誘か?と思ったら、観光客にケーキを売っているようでした。

ローカルの人でなく、外国人がなぜ?と思いましたが、気に留めず他の場所へ移動しました。少し歩いて幼稚園を通りかかると、発泡スチロールの箱を持った外国人の女性がケーキを売っていたのです。(やっぱりニコニコしていた)

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        ニャチャンのバインセオ魚介入り。厚みがあって美味しかったです!

その後昼食にきわみと言う日本料理屋さんに入ったので、店主さんにこのお話をしたら、彼らはロシア人だと教えてくれました。パンデミック以降、彼らのように路上でケーキを売って生計を立てているロシア人が何人かいるようなのです。

正直私は驚きました、本当に。パンデミック以降、ベトナムで路頭に迷った外国人はたくさんいたと思います。ただ、ハノイで路上でケーキを売る外国人は見たことがなかった。f:id:wasami:20220531174250j:image
ニャチャンで食べたプリン。甘いけど美味しかった。北部住まいの私には、南部は味付けが甘く感じます。。

パンデミック以降、国に帰らずケーキを売って頑張っている人たちがいるとは。。しかも、暑い昼間に路上で立ちながら。。ベトナム人でお土産売ってるのとはまた違いますよね。20代くらいの若い男女でしたが、逞しいというか何というか。ニャチャンの観光が吹っ飛ぶくらいの衝撃だったかなあ。

という、ニャチャン市内を歩いた時のお話でした。

 

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ワークショップ開催のお知らせ

シンチャオ、皆さんこんにちは。

6月18日(土)にアシュタンガヨガのワークショップを開催します。

  • アシュタンガヨガとは

アシュタンガヨガは南インドの都市、マイソールで伝えられている伝統的な流派の一つです。運動量の多いヨガとして知られていますが、伝統的な練習方法で行えば老若男女問わず誰でも始める事ができ、心身の成長や変化を促すことが可能です。「動く瞑想」とも呼ばれ、心身の浄化力が強いと言われています。

  • 初めてみよう、アシュタンガヨガ

アシュタンガヨガは、太陽礼拝から始まり、決められた順序のアーサナを呼吸によってつなぎ、全てのアーサナが流れるように呼吸と動きを連動して行います。

今回のワークショップでは、アシュタンガヨガの基本的な要素をトリスターナ(アーサナ、呼吸、ドリシュティ)を踏まえながら学びます。

少しでも多くの人に、アシュタンガヨガの魅力を知って頂けたら嬉しいです。

アシュタンガヨガやヨガが初めての方でもご参加頂けます。興味がある方はぜひご参加ください。

始めてみよう、アシュタンガヨガWS

日時:6月18日(土)午前10時〜午後12時

場所:Zenith Yoga Au Co

99B, 275 Au Co street, Tay Ho, Hanoi

料金:35usd(6月5日までの申し込みの場合は25usd)

申し込みは下記のリンクからお願いします。

https://zenithhanoi.com/ws-ashtanga-with-naomi/

 

【講師】NAOMI

2012年よりハノイでヨガを始める。日本、タイ、バリ、インドを訪れ、アシュタンガヨガのワークショップやマイソールプログラムへ参加する。2015年より本格的にアシュタンガヨガの練習を開始。2016年に初めて南インド、マイソールで練習を開始。その後毎年マイソールへ通い練習を続ける。2019年にR. Sharath Jois師より正式指導(level1)を与えられる。現在はハノイでマイソールクラスやプライベートクラスなどを開催しながら、自主練に励んでいる。