先日ミニマートへ買い物に行くと、こんな貼り紙を見つけました。
Basket of Love
今回のコロナ禍でこの周辺で職を失って困っている人に、食品を届けるという内容でした。ミニマート内で買い物をした時に、米、卵、ミルク、野菜、麺類など1品の品物の寄付のお願いでした。
これを読んでいた時、背後で「何これ、分からない」と日本語が聞こえました。
「本当に必要な人たち」ってどうやって見つけるの?と思ったり、外国人や富裕層も多く住むエリアなので、貧しく、困っている人の存在は少し分かりにくいかも知れません。貼り紙に「SOS MAP」を利用して食料を分配、配達すると記載してありました。この「SOS MAP」について少しご紹介しようと思います。
ベトナムではZalo(ザロ)と言うコミュニケーションアプリがあり、多くの人が利用しています。日本で言うLINEのような感じです。
Zaloには「SOS(助け)が必要な人」がアプリに投稿して、SOSを近隣の人に周知出来る機能があります。また近隣に住む人も、SOSをアプリで見つける事が出来るんです。
左上にあるSOSに助けが必要な人は書き込みします。右上のSOSをクリックすると、地図上でSOSを見つける事ができます。
地図をクリックすると、自分が住む周辺のSOSを見つける事ができます。内容は「コロナで職を失って食べる物がないから助けて欲しい」「子供のオンライン授業でパソコンが買えなくて困っている」などなど、です。
こういったSOSを見て、必要な人に食べ物を届けるボランティアをされているんだと思いました。皆んな、今は自分が出来ることからするしかない、ですよね。
ハノイは社会隔離措置(ロックダウン)が20日まで延長されました。
頑張ろう。