アシュタンガヨガの自主練習は、この自分の部屋から始まって、今もここで練習を続けています。練習をし始めた時は、勝手が分からないせいもあり、それなりに大変でした。他のヨガクラスに出たりしながら、日本で取り寄せた本を見たりして練習してみるけどなかなか上手くいかなくて。(その昔、ある先生に練習を見てもらったとき、天然でやってるって言われたことがあります。)
当時はフルタイムで仕事もしていたので、数日休めるときにベトナム国外で開催されているワークショップに参加したり、日本へ一時帰国したときにクラスへ参加したりしながら、この部屋へ持ち帰って練習をしていました。
初めの頃の練習は本当に途切れ途切れ、「もーできないよっ」って日の方が多かったし、毎日同じ所で先生と練習している人が羨ましいと思った。でも、何故かここへ戻ってきてしまう。それは一体何故なのか、自分でもよく分からない。
そして今、マイソールクラスを指導している先生のところで、少しでも長い期間滞在できるところを探して練習をして、またここへ戻って続けます。
そしてゆっくりと年月を重ねながら、今もこの場所に立って練習をします。
ちなみに「Shala」とはサンスクリット語で「場」を意味していて「Yoga Shala」はヨガを学ぶ場所のことを指します。私の場合、この自分の部屋の空間が自分にとってのヨガシャラとでも言いましょうか。
この状態いつまで続くんだよって(私いつまでハノイにいるんだよって)、たまに自問自答することもありますが、ま、この先もずっと続いていくんでしょう。