ハノイ市内にあるベトナム国立美術博物館で絵画展が開催されていたので、ふらっと立ち寄って来ました。
この美術博物館には仏教美術や古代彫刻、そしてベトナム近代絵画や彫刻などが展示してあります。そしてここの横にある建物で、現代アーティストの作品展を時々開催したりしてギャラリーとしても利用されています。
乗っていたバイクを駐輪場に置き、中へ入ると漆画が展示してありました。
ベトナムの漆絵は日本の伝統工芸とは少し違い、絵画として分類されているので油絵のように表現したりして割と自由です。(もちろん工芸品もありますよ。)
実は私がベトナムに来るきっかけとなったのもこの漆絵でした。(ベトナム画学生時代はヌードデッサンなんかもやってたよ!)とはいえ勉強しただけて今描いているわけではありませんが。。苦笑
絵を見に来ていたベトナム人のおじさん達。多分どこぞの画家だなと察知。
どんな技法を使って描いているのか、材料は何を使ったのか、色の出し方、磨き方、などなどをあーだこーだと話しているんだと思います。
そんな彼らを見ていると、少し昔に戻ったみたいで懐かしい。
作家さんの紹介文が。ほぉ、活躍してますな。
漆絵やっぱりいいなあ、もちろん作品にもよりますが。
作品の美しさや良し悪しの判断もあるけど、一つ一つの作品にかけた時間や労力のプロセスを想像するのも楽しかったりします、私の場合。
また時間があったら立ち寄ってみようかな。