Under The Same Sky

アシュタンガヨガを練習しています

練習について

今日は立冬なんですね、朝起きたら窓の外が霧で白かった。。。

昨日までの青空はどこへ行ってしまったのでしょう、いやいやでもこの曇りがちの空が本当のハノイの顔だなとも思います。

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ヨーガの練習、特にアーサナ(ポーズ)の練習それぞれ皆さんされることもあると思うのですが、ここは少しアシュタンガにフォーカスしたお話。

1年、2年、そしてもっと長く練習を続けていくと、どうしても壁にぶつかることが出てくると思います。もちろん私もその一人。

壁の一つとして「なかなかポーズが上達しない」こと。

まずアシュタンガヨガについて少しだけ説明。通常はマイソールスタイルと言って、指導者の元で自主練スタイルの練習をします。そして指導者の判断で新しいポーズを追加して、練習を続けて行きます。

ハノイではこう言ったスタイルの練習場所はありません。まずその指導者がいないので。よって私は宅連しております。

練習についてフィジカルな部分で言ってしまえば、体がそのポーズを取るための準備段階ではないよーって事かもしれない。まずは焦らずに、丁寧に練習したほうがいいと思う。

メンタルな部分で言うと、出来ない部分ばかりフォーカスしないで、出来ない自分を許してあげる事。意外に他の部分は出来ていることが多かったりするし。

出来ない部分ばかりにフォーカスしていると、そこばかり気を取られて本来アシュタンガを練習するって意味が失われてしまうような気がする。(これは書いてる自分にも言えること何ですが。。。)

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マイソール東京のタリック先生が「10年やっても出来ない人はできない」と言っていたんだけど、それは多分、アシュタンガを実践する目的が少し外れてしまっているからかなのでは?って自分なりに解釈した。

これができないって思うことがあったら「なぜ自分はこれを練習するのか」って、少し振り返って、自分自身を見直してあげるといいと思う。

以前ケンハラクマ先生のワークショップへ出た時「難しいポーズなんてできてもボーナスなんてもらえないよ」ってw、確かにそうだ。ポーズのことばかり気にして、ポーズができても多分それは自己満足でしかなかったりする。それにできてもまた新しいポーズが待ってるし。

とはいえ、できない時ってできない本人が一番辛い。でもそれは他の人や先生が助けてあげれることではないんです。「できないこと」をどんな風に捉えて、どうしていくかは自分自身でしかできないと思う。自分が今どんな状態なのか、少しだけ見つめ直して欲しいなあと思う。これはあくまでも私が経験して感じたことで、もしかしたら当てはまらないこともあるかもしれない。それにこんな未熟者の私が言うのも何ですがね。。。ただ、何となく気持ちをお伝えしたくて書いてます。

せっかくヨガに出会えたんだから、焦らずに楽しんで練習して行きましょう。