Under The Same Sky

アシュタンガヨガを練習しています

アシュタンガヨガについてのお話

私が練習しているアシュタンガヨガ(主にポーズの練習)について少しだけ書こうと思います。アシュタンガヨガは、定められたポーズや視線、呼吸を決まった順番で練習をしまます。そして、自分が練習出来るところまでの順番を覚えて練習する自主練スタイルをマイソールスタイルと呼びます。

一般的にマイソールクラスは早朝行われ、土曜日や日曜日、ムーンデイ(新月・満月)を除き毎朝練習します。先生はクラスに来た生徒それぞれを観察して、必要があれば指導をしたり、ポーズを増やしたりと、その生徒に合った指導をしていきます。

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私の場合は身の回りにマイソールスタイルで指導してくれる先生がいないので、外へ練習へ出かけては指導を仰ぎ、それ以外は毎朝時間を作って自主練をしています。身近にマイソールクラスがあって、先生や他の生徒さんと一緒に練習している方に比べると、私はかなりスローかつマイペースで練習してる方かもしれません。

マイソールと言う言葉はまだまだですが、以前と比べるとハノイでも「アシュタンガヨガ」と言う名前を知っている人も増えたと感じます。そしてアシュタンガは難しいとか、ハードだとかもたまに耳にします。ただし、具体的に何が難しくてハードかと言う話はあまり聞いた事はないです。(私がヨガを始めた頃は、怪我をしやすいと言う話が多かった。あくまでも私の身の回りの話ですが。)でもイメージ的に何となく難してハードと感じる人が多いんでしょうね。

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とは言え、毎朝アシュタンガの練習するのは確かにハードかもしれません。日常的にヨガの練習を生活に取り入れて習慣にしていくのは結構大変。だから早朝クラスに行くなんて尚更ハードル高いと感じる人も多いでしょう。

ただ、アシュタンガはポーズが決まっているので、自分のその日の調子に合わせて練習する事ができます。人が皆違うように、生活もそれぞれ違うでしょう。仕事が忙しかったり子育てが忙しかったり、暑かったり寒かったり、体調が優れない日があったり中々朝が起きれなかったりと、色々ありますよね。。。でも時間がなければ10分でも30分でも練習すればいいので、少しだけ意識して時間を作れば割と続けやすい。

少しづつの積み重ねが、ヨガの練習もそれぞれのライフスタイルに定着していくんだと思います。

アシュタンガヨガはポーズのために練習するより、気持ちのいい汗をかいて、心身ともに健やかに生活するためのプラスアルファ、そして細く長く続けていくのがいいのかなと思っています。

 

師走のハノイ

旧暦の師走に入ったベトナムはテト(ベトナムの正月)を迎える時期に入りました。ベトナムではテト準備で一番慌ただしいのがこの季節。

ハノイは毎朝霧が立ち込め、日中はいつもどんよりと曇り空。日本よりは気温も高めですが(13度から20度前後)、太陽が出ないのでいつも冷んやりとした空気。また湿度があるためしっとりした天気が続いています。東南アジアだからいつも常夏!と思ってくると意外と寒くて皆んな驚くこの季節。特に室内に暖房が入ってない所が多くて外も室内も同じくらい寒いのが辛い。。。

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こんな気候ですが朝のマイソールクラスは続けています。

朝は時間に余裕がなくてヨガなんてやってられないよ〜って人の方が多いと思いますが、もしも心のどこかに引っかかる何かを感じる方、興味がある方、ぜひご連絡ください。

 

アシュタンガヨガ 早朝マイソールクラス 

時間:月曜日〜金曜日・朝6時半から朝8時半・土曜日・朝7時から朝9時

場所:Dragon Fiteness Center 2階 38 Quang An Tay Ho district(美容室クーカイの隣の建物です。)

連絡先:m.i.m.sawa⭐️gmail.com(直美) ⭐️を@に変えてください。

 

マイソールクラス とは

Mysore(マイソール)という名前は、南インドのマイソールという町の名前から由来しています。マイソールスタイルとは、Ashtanga Yoga Reserch Institute創始者であり、アシュタンガヨガのシステムを構築したシュリ・K・パタビジョイス師により教え伝えられている、伝統的なヨガの練習方法です。

 

アシュタンガヨガの決められた順番でヨガのアーサナ(ポーズ)を少しずつ自分のペースで練習していくスタイルです。クラスは2時間開いていますが、初心者は大体4560分程度で練習をするため、ヨガが初めてでも問題なく練習することができます。

 

生徒は、それぞれの体力、経験、練習して来た年数などに応じて、個々に適切なアーサナまでを自主的に練習していくため、初心者も上級者も関係なく同じ部屋で隣り合って練習をします。ただし、継続して練習していくことが大切です。

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新しい年

明けましておめでとうございます。

新しい年が始まりました。昨年末はタイのバンコクと東北部にあるチェンカイという所へ練習に行きました。チェンカイからはハノイに戻るのに半日かかり、1月1日はずっと移動でした。遠かった。。。

私はハノイでアシュタンガヨガのポーズはずっと一人で練習しています。ただし、時期を見て先生に練習を見てもらうことも大切だと思っているので、チャンスがあれば練習のために足を運びます。

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毎日練習していれば難しいポーズが出来るようになるとか、びっくりするような事が起こる訳ではありません。もちろん、結果として難しいポーズが出来るようにはなります。ただしそれが目的で練習をする訳ではありません。

アシュタンガヨガはシークエンスが決まっていて、繰り返し練習します。それを聞くと、ずっと同じ事を続けるなんてと思う人もいるでしょう。

私たちはいつも同じ環境、状況で暮らしている訳ではありません。仕事があったり子育てや家事をしたり。遊びに行ったり飲みに行ったり。天候も安定していたり不安定だったり、暖かい日があったり寒かったり。。。と、さまざま。

そんな日々の中で朝の練習を繰り返し続けていきます。

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同じシークエンスを練習するからこそ、その日のコンデイションや心体の変化を感じ取りやすく、自分自身を顧みる=自分を知ることができるのです。

ただし、シークエンスを練習するためにはしっかりした指導者の下で指導してもらうことが大切です。

 

それでは本年もよろしくお願いします。

皆さんにとって2019年が素晴らしい年になりますように。

 

マイソールクラス 、その他のクラスについての問い合わせはメールでお気軽にお問い合わせ下さい。

年末年始のお知らせ

メリークリスマス!

バンコクに来ています。予想はしてましたが、暑いです。。。

12月22日から12月31日までPetri Raisanen(ペトリ ライザネン)先生のマイソールクラスとワークショップに参加します。この間ハノイ不在となる為、ハノイでの全てのヨガクラスはお休みになります。連絡が遅くなり、申し訳ありません。また、朝のマイソールクラスは1月3日からとなりますので、よろしくお願いたします。

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ペトリ先生のクラスに初めて参加したのはちょうど2年前、同じくクリスマスの時期でした。ホリデーシーズンにも関わらず、たくさんの練習生が集まっていました。(タイ国外からも数人参加しています。)またこうして先生のクラスに参加できる事を嬉しく思います。

「アシュタンガ(eight limbs) 」=「八枝則」

アシュタンガヨガは、毎朝のアーサナの練習だけではありません。単に体を動かすだけならただのエクササイズと同じです。

ヨガを少しずつ生活に取り入れる事で、自分との向き合い方が変わり、日々体と心を整える事ができます。ただし、ゆっくりと。。。もちろん私も毎日が実践と学びの日々です。今この時も、そしてこれからも。

 

それでは皆さんが素敵なクリスマスと年末をお過ごし下さい。

師走

12月に入り、ハノイも寒い日が続いています。(とは言え、当然日本の方が気温が低いし寒いですよ〜。)ベトナムと聞くと年中常夏で暑いのでは?と思われがちですが、そんな事はありません。北部に位置するハノイの冬はどんよりとした天気で雲が多く、寒い日は気温も稀に10度以下になることもあります。日本や寒い国と比べてベトナムの建物は室内に暖房を設置している所が少ないので、部屋の中がとにかく寒〜い場合が多いです。ちなみにこの季節、ベトナム人から「日本の方がずっと寒いんでしょ?雪とか降るんでしょ?」ってよく聞かれますが、「日本の方が寒いけど室内はあったかいよ!」と答えるのが冬の挨拶の日課になってきました。

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今年の9月からアシュタンガヨガのマイソールクラスを毎朝始めて、あっという間に12月。この間はクラスの場所を引っ越したり、自分自身の練習のためにクラスをお休みすることもありましたが、少人数(超)ながらもクラスに足を運んでくれる生徒さんに恵まれて継続しています。毎朝毎日クラスを行うってどんな感じなんだろう?って思いながら始めたクラスですが、とにかく自分の生活スタイルがグンと変わり(何があっても毎朝6時半にはシャラへ行く)、自分の練習時間も変わり、自分自身の向き合い方が更に深まったような気がします、色々な意味で。上手く言葉にはできませんが。。。もっと深く悩むかなと思ったけど、思いの外時間の方が早く過ぎていった感があります。

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とは言え、12月は仕事やご家族の兼ね合いで忙しかったり、クリスマスや新年をベトナム国外で過ごす方、更にその先に控えた旧正月ベトナムではテトと呼びます。ベトナム のお正月はこちらが本番。)の準備で慌しくなるため、アシュタンガヨガの朝練を始めたばかりの方は大きなエネルギーが必要となる時期。寒さもあるしね。なかなか練習に来れない日があっても、少しでもいいから自分で練習を続けてくれたらと思います。

 

 

ビエンチャンへ行ってきました

11月26日から12月1日まで、ベトナムのお隣にあるラオスという国へ行って来ました。場所は首都のビエンチャンハノイから飛行機で1時間ほどという近距離ですが、ビエンチャンは今回が初めての訪問でした。

ラオスと言えばラオス北部にある古都ルアンパバーン。かれこれ10年以上前、私が仕事をしていた時、隣の会社の人たちがラオスハノイ代表としてラグビーの試合(東南アジア杯?)へ行くことになり、皆んなでルアンパバーンへ見に行ったのが最初で最後。フランス植民地時代(ベトナムもだけど)の建物や仏教寺院が多く、とても穏やかでのんびりとしていたのを薄っすら思い出しました。

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建物や道路表記、交差点(交差しない交差点)など、フランス植民地時代の名残が多い街ビエンチャン。そういえばフエで同じような交差点に会いグルグルと道に迷ったっけ。ラオスの言葉はタイ語に似ていて、ベトナム語に比べるとイントネーションが柔らかく、人々も柔らかく感じます。ただ、これはハノイに住んでいるからかもしれませんが。

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今回ビエンチャンへ行った理由は、アシュタンガヨガの練習をしているグループがあるので教えに来ないかと言うお誘いを受けたから。実は今年の初め頃、ラオスに住むというベトナム人へプライベートクラスをした事がありました。彼女がハノイへ一時帰国した時に連絡をしてくれたのです。彼女はビエンチャンへ移り住んで20年以上、そこでアシュタンガヨガに出会って練習を続けているようでした。

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 さて、ビエンチャンに行って驚いたのは、HuaweiとかSumsungなどなど中国や韓国企業の看板の多さ。そして韓国系の情報誌やミニマートがあって驚く。(でもミニマートは便利)バイクが多いベトナムに対して、車の方が多いビエンチャン。しかも走っているのは新車ばかり。ベトナムにはGrabというタクシー配車アプリがあって便利なんですが、ラオスにはありませんでした。ちなみ路線バス(日本から送られたバス)やトゥクトゥクは走っています。

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ちなみにビエンチャンにはベトナム人も多く住んでいて、フォー屋やベトナム人街もあります。観光でラオス訪れる人も多くて(団体客)、ベトナム人でもラオスが好きな人多いです。まあ、確かにベトナムは都市化してきてるし、のんびりとした所で自然に触れたいって思う気持ちは誰でも同じなのかもね。

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さて、ビエンチャンでのクラスは月曜日から金曜日は夜のマイソールクラス、土曜日のみ朝のクラスを行いました。ベトナム人のタオさん含め、練習をしているのは皆んな現地で仕事をしている外国人の方たち。彼らの先生が度々ビエンチャンに来てクラスをしたり、先生がいない時は皆で集まって練習したりしているようでした。

私の場合、ハノイではほぼ一人で練習しているので、こうやって皆んなで一緒に練習できる環境があるだけで凄い事だと思います。

ちなみにマイソールクラスだから朝なのでは、と思う人も多いかもしれませんが、これは彼らの希望です。仕事が終わった後の方が人が集まりやすいみたいでした。

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ビエンチャン、ここ数年で自動車が増えて最近は渋滞もするようです。ちなみに私は自転車で移動してました。バイクよりも自動車を路肩に駐車してる人が多いというか目立った。写真は整列して止まっているけど、結構大胆に車を止めて出かける人、カフェでコーヒーを飲んでいる人が多い。そうそう、ラオスのコーヒーはとても美味しいですよ。

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タオさんから声をかけてもらった時、正直ビエンチャンへ行くのは悩みました。やはり、「私でいいんだろうか・・・」って事です。でもこれも経験だ!です。

私も初めは緊張しましたが、最終的には練習を楽しんでもらえたのでよかった。皆んな定期的に先生に教えて貰っていたり、それぞれ自分なりに工夫して練習しているようでした。何と言っても、こうやってアシュタンガヨガを練習している人たちに会えただけでもよかった。

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タオさん達が集まって練習するというお家。ヨガスタジオではありません。木造で網戸が前面に貼ってあって風通しがとても良い。温暖な地域だからこの作りでも問題ないのかも。ハノイだったら冬寒いから無理だな。それにしても、こんな所で練習できるなんて羨ましい限りです。

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 ビエンチャンは本当に狭い街で、自転車でも1日で回れるくらい。昼にランチへ出かけると、1日おきに生徒さんと偶然カフェで会ってしまうくらいです。この感覚はちょっと昔のハノイにも近いのかなあ。ベトナム人のタオさん(彼女はラオス名があり、皆からラオスの名前で呼ばれていて私がベトナム名で呼んでも誰も分からなかった。)は英語もラオ語も流暢で、ビエンチャンではとてもお世話になりました。

 またハノイラオスで会える日を楽しみにしています。

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上の写真はメコン川。向こう岸がタイです。想像していたのと違い、水量が少なくてちょっと残念。

続けること

9月から始めたマイソールクラス、新しい場所に先月引っ越してから1ヶ月が経ちました。正直なところ、人なんか来ないんじゃないかなー。。。なんて思いながら始めたけど、超・少人数ながらも通い続けてくれる人がいます。来てくれる人のほとんどが「マイソールスタイル(自主練スタイル)」で練習をするのが初めて。そしてヨガ自体が初めてだったり。

なかなか毎朝練習に来れる人は多くないけど、通ってくれる生徒さんから「こうやって少しずつ練習するスタイルが好きだよ。私はまた来るよ。」と最近言ってもらえてとても嬉しかった。

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そうそう、この11月はシャラート先生のワークショップが東京で行われました。

残念ながら今回の東京行きは断念しましたが、ハノイで一人先生カウントを思い出して練習しました。

いつもシャラート先生の言葉が過ぎります。

Keep Practice(練習を続けなさい)。。。

練習も、何事も。