Under The Same Sky

アシュタンガヨガを練習しています

リシケシトリップ

10月15日から10月20日まで北インドのリシケシで開催されたAshtanga Yoga Yatraのツアーに参加してきました。(シャラート先生によるリシケシでの6日間のレッドクラスです。)リシケシは北インド、ヒマラヤの麓にある街で標高が370mほど。(東京が標高40m)ガンジス川の上流にあり、インドやヨーガに興味がある方は一度くらいは名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。私のインド初体験はこのリシケシ。最近はここまで足を延ばすことができなかったので、この機会にまた行きたいな〜と思っていたのです。

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レッドクラスの参加者は総勢250人。私はツアー参加者と一緒にリシケシにあるParmarth Niketenパルマスニケタン)に宿泊しました。ちなみにこのうちの100人はヒマラヤ巡礼へ向かいます。(本当は行きたかったのですが、断念しました。)
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正直、ツアーはあまり参加したことがないので悩んだのですが、人生の内たまにはこういうのもいいかなと。それにしても、デリーからリシケシまでの移動が片道10時間(大型バス)というのがキツかった。でも、インドに来るとなぜだか元気が出る、本当に不思議な場所です。

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この時期はナブラトリ(Navratri)というヒンドゥー教のお祭りの時期と重なって、街中浮足立ってる感じ。インド人観光客も多かった。ちなみにナブラトリとは、サンスクリット語で9つの夜を意味していて、9夜開催されるそうです。ナブラトリの最終日は、遠くで花火が上がっている音が聞こえました。

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ワークショップ開催中、ヒンドゥー暦で誕生日を迎えたシャラート先生を皆んなでお祝い。サプライズで行われたので先生もびっくり。でもとても喜んでました。

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Ashtanga Yoga Yatraを主催するAshtanga Yoga New Yorkのエディ先生とロバートさん。これだけの人数ををまとめてオーガナイズするのだからすごいと思う。

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毎朝6時半から始まるプライマリーのレッドクラス。朝5時には会場が開いているので早めに来て始まるのを待ちます。この時期は朝晩寒くて昼間暑いリシケシ、会場のすぐ隣はガンジス川がゴーッと風を鳴らして流れています。

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この夏マイソールで会った人や、以前会った事がある人も参加していて嬉しい再会も多かった。普段なかなか会うことはできないけど、こうやって同じ時間を共有できるのはいいですね。

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久しぶりのリシケシは道路も所々舗装されたり、観光客も増えたせいか新しいお店やレストランができたりして、少しずつ街の様子が変わって行くのも感じました。

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今回リシケシに来たかったのは、リシケシにいるみっちゃんやひろみさんにも会いたい気持ちがあって。

次はいつ行けるか分からないけど、また時期がきたらこのガンジス川に会えるかな。

 

 

 

バンコクトリップ

先週久しぶりにバンコクへ行って、マイソールクラス へ参加して来ました。

正直バンコクへ行く予定はなかったのですが、たまたま前回のマイソール(南インド)で会ったSantina先生から5日間バンコクでマイソールクラスをするからおいで〜、とお誘いがあったのです。10月はリシケシも行くしクラスも始めたばかり、それにお金もないし思い、一度断りましたが、自分の身の回りにアシュタンガヨガのことで相談したり練習を見てもらえる人もいないので、急遽バンコクまで行って来ました。(ハノイのマイソールクラス の移動が10月6日だったのは私がバンコクへ行っていたからです。。実のところ、新しい場所を見つけたのはバンコクへ行く二日前でした。。。はあ。)

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もしかしたら、ヨガなんてどの先生に習っても一緒じゃん、と思う人の方が多いかもしれない。今は練習用の動画もたくさんあって、動画見て練習すればいいじゃん、と思う人もいるかもしれない。(そういう人にたまに会う。)でもね、やはり自分が実践しているヨガと同じ流派の先生、かつ同じ空間で自分の動きを実際に見て判断してもらうことは、練習を進めていく上でとても大切だと思っています。(さらに言えば、同じ先生に見てもらえる方がもっといいんだろうし。)

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Santina先生のマイソールクラス が行われたバンコクのAmorn先生のシャラ。参加者は私以外全員タイ人でした。皆さん長くアシュタンガを練習されてる人ばかり。どうでもいいけど、タイ人はプロポーションが良いです。手足が短くて胴長短足、典型的な日本人体型の私からすると本当に羨ましい限り。Santina先生はバンコクでクラスをするのは今回が5回目だそうで、すでに顔見知りの生徒さんもいてとてもフレンドリーな環境でした。

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最終日、練習後に先生と隣で練習をしていたAtさんと記念写真。Santina先生はとてもパワフルで、生徒それぞれの練習がしっかりと深まるよう指導してくれました。なんだかもう、先生自体がエネルギーの塊です。。。そして、きっとまた会える気がします。

Atさんは今一人で練習しているようで、今回先生がクラスをするから参加したと話してました。ちなみに、私がベトナムから来たと話したら「ホーチミンとダナンに行ったことがある〜。物価が安いね、みんな低い椅子で食べてた。ハノイ?あ、ハロン湾ね!」

大都会バンコクに次回はいつ行けるのか分かりませんが、また一緒に練習できるといいなあ。

 

 

10月のクラススケジュールと移動のお知らせ

遅くなりましたが、マイソールクラスのお知らせです。

実は、9月に始めたマイソールクラス の場所をタイホー地区に移動します。今までの場所は使える時間と利用期限にちょっと制限があったので、もう少し融通がきくところはないかと練習場所を探していました。これがまた大変で。正直もう見つからないかも、ダメかも。。と思ってましたが、見つかるもんですね。見つかって嬉しい。

アシュタンガヨガ、マイソールクラス

場所:Dragon Fitness Center

38 Quang An, Tay Ho District, Hanoi

時間:月曜日〜金曜日 午前6時半〜午前8時半:土曜日 午前7時〜午前9時

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ちなみに10月はシャラート先生のワークショップ(インド、リシケシでのレッドクラス)に参加する予定なので、その間クラスはお休みになります。そのため、10月中のクラススケジュールについては下記の通りになりますので、よろしくお願いします。

10/6 (Sat) 7:00am~9:00am

10/8 (Mon) 6:30am~8:30am

10/9 (Tue) 6:30am~8:30am

10/10 (Wed) 6:30am~8:30am

10/11 (Thur) 6:30am~8:30am

10/12 (Fri) 6:30am~8:30am

10/22 (Mon) 6:30am~8:30am

10/23 (Tue) 6:30am~8:30am

10/24 (Wed) 6:30am~8:30am

10/25 (Thur) 6:30am~8:30am

10/26 (Fir) 6:30am~8:30am

10/27 (Sat) 7:00am~9:00am

10/29 (Mon) 6:30am~8:30am

10/30 (Tue) 6:30am~8:30am

10/31 (Wed) 6:30am~8:30am

まだまだ始めたばかりのクラスです。今の所、数人ですがそれぞれマイペースに練習しています。アシュタンガヨガって?マイソールクラス って?もしも興味があれば、気軽にお問い合わせくださいね。 

日本語ヨガクラス

ハノイでは日本語でのヨガクラスも行なっています。

6月に私がインドへ行く前から数名生徒さんから妊娠の報告があり、夏が過ぎて久しぶりにクラスで再会したら、大分お腹が大きくなっててびっくり。大きなお腹を触らせてもらったりして、なんだか私の方がほっこりとした気分になりました。

 「ヨガは妊娠中でもできるんですか??」と参加された方からクラスで質問がありましたが、安定期に入ればクラスに参加はできます。ただし、お医者さんの判断を必ず仰ぎましょう!私のクラスはマタニティヨガではありませんが、ポーズをアレンジして無理のないよう、リラックスできるように工夫して行います。(もちろん、妊婦さんがクラスに参加されたい場合は、です。)

余談ですが、日本語クラス以外でもたまに妊婦さんがクラスにいらっしゃる事があります。(特に欧米の方)妊娠される前からヨガクラスに通っている場合が多く、本人も動きやすいようにご自身でポーズをアレンジして参加されます。

海外生活でストレスを感じたり、最近運動不足だわ〜。。(ハノイは歩行者に優しくない土地ゆえ)という方も多いので、ヨガクラスに参加して体も心もスッキリとしてもらえると、私も嬉しいです。

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10月の日本語ヨガクラスのスケジュールです。

10月9日(火)

10月23日(火)

10月30日(火)

場所:Zenith Yoga Kim Ma(ゼニスヨガキムマー)Tầng 6, Nhà số 2, Ngõ 371 Kim Mã

時間:午前10時半から11時半

 

日本へ戻って出産される方、ハノイの病院でされる方と色々ですが、皆さんが無事に出産されるようにお祈りさせて頂きますね。出産のご報告、楽しみにしています!!

ベトナムの近代美術

先日、楽しみにしていた日本経済新聞(2018年7月の日曜版)がやっと届きました。

今年の7月に3回に渡って掲載された「NIKKEI The STYLE」では、近代ベトナム美術について特集が組まれたのです。実はそのお手伝いをさせて頂いたのですが、見た人いるかなあ。。。

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6月に取材のため1週間ほど滞在したいと、突然担当の方から連絡があったのが5月。ろ、ロク月。。。私はすでに5月末にはインドへ出発することが決まっていたので一瞬悩みましたが、とりあえずスケジュール組んだり作家さんや美術館などにはアポ取りくらいはできるかなって。本当は取材も一緒に同行したかったんですが、残念ながらその時は渡印中の身、知り合いのベトナム人通訳さん二人にお願いして担当の方に同行してもらいました。

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渡印中、マイソールで修行しながらも内心取材が上手く進むか気になりましたが、(ほら、ベトナムだからという訳ではないけど、何かない訳ないのです。抜かりなくスケジュールを組んだつもりが、前日になってある作家さんが予定を変更したいって言ってきたし。。。私インドなんだけど。)まあ、それでもなんとか無事に終わったと連絡をもらった時はホッとしました。

同行してくれた通訳の子も、ベトナムの美術について触れる機会ができた上に取材も楽しかったみたいでよかった。

担当のKさんもお疲れ様でした。

私は久しぶりに日本の新聞の匂いを感じられて嬉しい。ほら、貴重だし。

少し前の新聞記事なのでなんですが、もしも手元に残ってたら読んでみてくださいね。

初めてのマイソールクラスと再会

今週から始めたマイソールクラス、初日はたまたまハノイに遊びに来た昔の同僚A君に、クラスを受けてもらいました。ちなみにアラフォー、ヨガを受けるのは初めて。他に受けに来た人もいないので、マンツーマンです。

8年ぶりのハノイだそうで、私も会うのは同じく8年ぶり、久しぶりに会うのにヨガ指導とはちょっと照れ臭さもありましたが、教え始めたらすぐにそれも吹き飛びました。

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マイソールクラスをやるんだけど来るか?と声をかけたら、「上級者向け?」とgoogleで検索して聞いてきた。最近はネットでなんでも色々と調べられるけど、マイソールクラスを調べた結果が「上級者向け」とは、ネットで得れる情報って一体なんだ...。としみじみ感じます。

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まずは呼吸のやり方や太陽礼拝を練習して...気がつけばあっという間に1時間経過。そして体からは汗がポタポタ...。感想は、日本では冷房のきいた電車と会社の往復で汗をかかないようで、汗を掻くのは気持ちがよい!との事でした。

思い返せば、普段冷房の効いた事務所であまり歩くこともなく、夜は飲み会があったりして慢性の運動不足。このままご飯を美味しく食べるにはどうしたらいいのか、と思って始めたのがヨガでした。

A君、今回は参加してくれて本当にありがとう。日本でもチャンスがあれば練習を続けてくれたら嬉しい。

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A君がハノイを離れる最後の夜は、当時一緒に仕事をした顔なじみの、そして私と同じくハノイに長く住む友人たちとベトナム料理屋へ。私がこの人たちに出会ったのは遡ること13年ほど前。正直なところ、1年に1度か2度くらいしか会わないけど、なぜか印象変わらず落ち着くメンバー。今は皆それぞれ違う分野で働いているのに、会うとなぜか話題がつきません。最後に、皆さん写真の顔出しOKしてくれてありがとうございます。またそのうちお会いしましょう。

この夏の出来事

9月に入りましたね。インドから戻って、私の生活もボチボチとハノイの日常に戻りつつあります。それにしても毎日毎日蒸し暑い〜。。。

さて、今回はハノイに戻る前に滞在していたコインバトールのお話と写真です。

8月10日から18日まで、Arshavidya Gurukulamで行われたヴェーダーンタのキャンプに参加させて頂きました。このグルクラムは南インドのタミル・ナードゥ州のコインバトール市内からさらに車で約1時間、Anaikatti(アナカティ)という場所にあります。こちらへ移動する前に滞在していたマイソールは、同じ南インドでもカルナータカ州というところにあり、マイソールからコインバトール市内までバスで約6時間かかりました。言葉もマイソールではカンナダ語、コインバトールではタミル語と違うので、文字や町、そして人の雰囲気も少し変わるのでとても興味深かったです。

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Arsha Vidya Gurukulamとは、ヴェーダーンタサンスクリット語の教えが伝統的に継承されるために、先生と生徒が一緒に生活して勉強できる場所としてSwami Dayananda Sarasvati jiによって設立された施設です。

今回のキャンプを主催してくれたのはMuktih先生(日本人)。そしてキャンプに参加された人たちは、日本でヴェーダーンタサンスクリット語を長く、深く学んでいる日本の生徒さんたちです。そして、皆さん日本の勉強会などでそれぞれ顔を合わせている人が多いようでした。

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サンスクリット語やベーダーンタのお話を聞ける機会があったらいいのにな。。と思っていた矢先にこのキャンプに目が止まり、そして色々な出会いが重なって今回の参加となりました。先生とはメールでのやり取りをしていたものの、今回始めて顔を合わせる人ばかりだったのでちょっと緊張しました。人見知りするんで、私。

ちなみにグルクラム内では食事が提供されます⬇️。もちろんベジタリアン食!!美味しくてつい食べ過ぎます。。。

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参加された人たちは本当によく学ばれていて、サンスクリット語デーヴァナーガリーを使ってクラスが進んでいくため、今回初参加の私はついていくだけもなかなか大変でした。ただ、マイソールのシャラでラクシュミーシュ先生から習ったチャンティングやサンスクリット語がこのグルクラムでしっかりと役立ってるという確信が今回持てた気がする。これは私の中で大きかったなあ。

それに、クラスに参加する事で勉強の仕方が分かったり(少しだけど)、学ぶ目的が同じでも、学ぶ人がいればそれと同じ数だけの思いや感じ方があったり、キャンプを通して色々と気づかされることや発見も多くて、私なりの気づきがたくさんありました。

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8月15日はこの施設を創立したプージャスワミジの生誕記念特別プージャーがグルクラム内で執り行われ、私たちも参加しました。この日はインドの独立記念日(祝日)でもあるため、外部からもたくさんの人が訪れていました。

「ビージャマントラ」(ビージャ=種)を1000回、約2時間かけて皆んなで唱えました。一回唱える毎に、お花をランプの下に置いていきます。1000回って始めはどうなん?って思ったけど、なんとかなる。途中でスイッチが入って逆にピッチが上がって行くのが分かる。。。

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施設内は孔雀がうろうろ、野鳥が飛んできます。もちろん牛も。たまに子ゾウが侵入することもあるそうです。ちなみに孔雀は猫のようにニャー、ニャーと鳴きます。。。

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最終日は参加者全員で、グルクラムから離れたところにある寺院をいくつか訪ねました。滞在中は雨や曇りも多かったので、この日はスッキリと晴れてよかった〜!それに久しぶりにグルクラムを出て外出するという不思議な開放感。。。

私は久しくグループでまとまってどこかへ行ったりする事がなかったので、皆んなでワイワイ、ちょっとした遠足気分が味わえました。

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今回参加されたメンバーとの記念撮影。Mukthi先生(写真右から三人目)からお借りしました。ちなみに先生の横(右から二人目)が私です。サ、サリー着てます!実は皆んなでサリー屋さんに行った時に購入。正直一人ではサリー屋に入ったりはしなかったかもだけど、他の人たちがサリーを物色しているのを見てなんかサリー素敵かも、と思ってしまった。ハノイでも普段着使いできるサリーを、と思ったけどハノイではまだ着れていません。。。

まあ、そんなことはさておき、キャンプをアレンジしてくれたMukthi先生、一緒に参加された皆さま、グルクラムの関係者の方たち、このキャンプでお会いできてよかった。皆さんインドが大好きな人たち。。。本当にありがとうございました。